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日記はなるべく毎日更新し行きたいと思っていますので是非読んでください!尚、文法的な間違いや漢字
の間違いなどいろいろあるかと思いますが、許してくださいね!私にとって、日本語の勉強は永遠のテーマです。

2006年3月31日(金)
あなたがおばあちゃんやおじいちゃんになった時、、、

スウェーデン人として日本にいると高齢者福祉の話がよくでます。ほとんどの場合はスウェーデンの福祉がすばらしいという話になりますが、年寄りを施設に入れるのがかわいそうだという意見も少なくないです。そこがスウェーデン人と日本人の考え方の違いです。

スウェーデンの高齢者は「施設に入れられる」わけではありません。自分から入りたい場合がほとんどです。スウェーデンでは18歳になると成人になります。多くの場合は18歳、つまり高校卒業したら親元から離れて一人暮らしを始めます。一人暮らしを始めた日から、親も子も二度と一緒に住むつもりはありません。しかし、これは悲しいことではなく、それぞれとてもうれしいことです。親は「やっと子供が大人になって、ひとりで暮らして行けるんだ!」という親としての責任を果たした気持ちが強いです。子供は「やっと大人の仲間入りをしました!自分の力で生きて行くんだ!」という気持ちです。
その時から、親は年をとったときのことを考え始めます。しかし、それは後ろ向きの考えではなく、とても前向きに考えていいます。子供が離れたから、これから何をしたいのか、定年後どんな生活をしたいのか、一人で暮らせなくなった時、どういうところに住みたいのか、などなど、いろいろと考えるのです。スウェーデンでは、「死ぬまで自分の家に住める」というのは国の方針ですが、どうしても一人で住みたくない、あるいはそれが不可能(認知症、体が余りにも弱っているなど)という場合もあります。そういう時には施設に入ります。でも、どの施設でも必ず一人部屋がありますし、自分のプライバシーがありますが必要な時、友達やスタッフもいるからさびしい思いをしなくてもいいです。

日本人がよく勘違いしているのは親が施設に入ったから子供はもう関係ない、つまり親が「捨てられた」と思われていますが、それは全く違います。親が施設に入っていても、毎日電話したり、近くに住んでいれば週何回も会いに行きます。ですから、体のケアはプロに任すが、精神的なサポートは最後まで家族という形が多いです。親自身が老人ホームなどの方がいいと思っている場合がほとんどです。
もちろん、中には会いに来ない家族もいますが、それは施設に入っていても一人暮らしをしていても同じだと思いますし、それは別問題です。

日本では最近いろいろと変わって来ました。同居をするのはまだまだ当たり前ですが、果たしてそれが皆にとって一番良いのでしょうか?と私は疑問に思っています。同居をしていてもとてもさびしい年寄りが多いです。子供も孫も仕事、学校や習い事で忙しい、おばあちゃんやおじいちゃんの相手をする暇がないというケースも少なくないでしょう、、逆に老人ホームなどの施設で暮らしている方は友達が出来たり、さまざまな行事、習い事などもあります。運がよかったら恋をすることもあるかかも知れません!

私の母は今72歳でスウェーデンで一人暮らしをしています。とても元気です。日本にいると皆が「お母さんさびしいでしょう、娘がこんなに離れて暮らしていると、、」でもそんなことはありません。母は自分の生活がありますし、子供と一緒に暮らそうと思ったこともありません。また、離れて暮らしているから、お互いにメールをしたり、電話をしたり、私は年1回、一ヶ月ほど(スウェーデンは遠くて、お金もかかるから、一ヶ月ぐらい行かないともったいないです)子供を連れて行っていますし、母も毎年2ヶ月ほど日本に来ています。ですから、スウェーデンの友達より、私の方が母親と会うことが多いと思います。親子は距離の問題ではなく、心がつながっているのかつながっていないのかというのが問題だと思います。同居しいても「お嫁にいじめられている」という人もいるし、私みたいに離れているけれどもとても良い親子関係を気づいている人もいるわけです。

日本にも元気な高齢者(65歳以上)がいっぱいますから、自分の残りの人生まだまだ長いですから、自分の人生を楽しんだ方がいいと思います。また、まだ若い親も子供が離れたら、子供は子供の暮らしがある、自分達は自分達の暮らしがある、そして自分の人生をしっかり楽しもという気持ちで将来の人生設計をした方がいいと思います!

2006年3月28日(火)
恋している高齢カップルは美しい

ずっと前の話ですが、家族でサイパン旅行へ行った時、ビーチで毎日あるカップルを見かけました。お二人は70代ぐらいのカップルでした。二人はどこへ行っても、手をつないでいました、また毎日ビーチにある屋根付きテーブルに座って、お互いに本から音読をしました。普通でしたら、カップルでもそれぞれの本を読むと思いますが、多分この二人は一緒に同じ時間に同じ体験をしたいと思って、あえて音読という形をとったと思います。また、お昼になると小さい電気釜を出し、ご飯を炊いていました。そして、そこのビーチのテーブルで炊きたてご飯と間詰めのおかずを食べていました。本当に幸せそうなカップルでした。 お二人にお話して見ました。二人はデンマーク人で、世界一周の旅行中ということでした。サイパンの前にはアメリカや南米なども回っていました。お二人と話をしていても、常に見つめあったりしていましたので、本当に愛し合っているんだなぁ、、と周りまで幸せを与えるお二人でした。こんな素敵な高齢カップルにはなかなか出会えないです、、お二人は昔からの夫婦なのか、最近知り合ったカップルなのか分かりませんが、そんなことはどうでもいいですね、やはり人間はどんなに年齢を重ねても恋愛をした方が美しいです。

2006年3月25日(土)
器の小さい女

前日、器の小さい男のついて書きましたが、もちろん器の小さい女もいます!

まず、
私が見た「器の広い」女性ですが、日本の女性が多いです、、、外国人の多くは日本の女性が「弱い」と勘違いしていますが、私が日本に来てから、ある意味、日本の女性の方がヨーロッパや アメリカの女性より強いと思います。確かに社会に進出し、男と同じ条件で仕事をしているのはヨーロッパやアメリカの女性が多いのですが、それは「器が広い」ということに関係ないと思います。逆にキャリアを追求する女性やフェミニストの女性の中に、器の小さい女性が多いような気がします。

前にも書いたかと思いますが、主人が空手の道場をオープンする前に大工の仕事をやっていました、その時、私は毎朝早く起きてお弁当を作りました、それを聞いたスウェーデンの友達が「えぇ!自分のお弁当作らないの!」と驚きました。そういう女性を「器の小さい女」と言えると私は思っています。自分には自信や余裕がないから、常に男と戦わなければならないような女性はやはり器の大きさに問題があると思います。

日本で言えば、「お茶汲み」がいやな女性かな?もちろん、会社ではそれぞれ自分のお茶を入れればいいと思いますし、女性社員が男性社員にお茶を入れる必要もないと思います。スウェーデンの会社はそんなことは絶対ありえないです、皆はそれぞれの飲み物を自分で入れます。しかし、以外と「お茶汲みが絶対いやだ!」と言っている女性に限って、大した仕事も出来ない人も多いような気がします。私は日本の会社にも勤めたことがあります。人数が少なかったからということもあったかも知れませんが、朝、出勤してすぐ、私が全員にお茶を入れました。全く気にしませんでしたし、私が入れるのが一番自然だと思っていました。自分の仕事に自信があれば、同僚やお客さんにお茶をいれることはどうとことないし、、、そんなことでいろいろ言う必要もないと思います。自分の力や能力を自分で証明するためには仕事の結果を出せばいいわけです。

そういう意味ではスウェーデン女性の方が日本の女性より、「器が小さい」かも知れません。日本の女性は表面的に男性より「下がって」いますが、家計を握っているのも女性ですし、昼間の高いランチレストランに行くのも女性ばかりですし、以外と日本の女性が人生を楽しんでいる場合も多いような気がします。しかし、スウェーデンの女性の方が常に男性と戦っているため、余裕がまったくないし、器が小さいままになってしまいます。

結局、男性、女性関係なく、自分の器を広げるためにはまず自分に自信をつけることだと思います。自信をつけるためには自分で自分の人生をコントロールしなければならないです。自分の人生に対して責任を持っていれば、言い訳も出来ないわけですから、いやだったら自分自身で変えればいいわけです。誰かのせいにするのではなく、誰かの「上」に立とうということもなく、常に自分自信の成長のために生きて行くんだ、という確信を持っていれば以外と気楽に生きていられると思います。
もちろん、私自信も自分の器を広げるために毎日努力しています!

2006年3月22日(水)
器の小さい男

日本に来て17年、自分で仕事をやり始めて8年になります。仕事内容はいろいろですが、スウェーデン企業に対してのコンサルティングや代行業務もあります。そういう時は日本企業とのやりとりが多く、会議への出席などももちろん多いです。一緒に仕事するのは基本的に男性ばかりです。

スウェーデン人から必ず聞かれることがあります。それは「女性としてこのような仕事をするのは難しくない?差別を受けないの?」と、やはり日本は男性社会であるというイメージが非常に強いです。

しかし、私は「女性だから仕事をしにくい」と思ったことはほとんどありません。こっちがまじめに良い仕事さえすれば、それが相手に伝わるし、差別を受けることもないです。

スウェーデン企業の方が来日した時、仕事後の食事会も多いですが、そういう時、女性が私だけなのも多いですが、それも全く問題ないし、いつも楽しくやっています!(スウェーデン女性なので、お酒が強いから助かります(笑)、また食事が終わって皆が女性がいるクラブにお出かけする時、私は身を引きます、、、その段階に来たらお酒が入ったおかげで通訳も要らなくなります?(笑))

しかし、このように長年仕事をしているともちろんいろいろな方との出会いがあります。人間としても尊敬ができて、経営者として優れている人や器の大きい男性からの差別は一切感じたことがないですが、大した仕事もできない男ほど威張るし、女性に対して差別的の行動や発言が多いです。

大山倍達総裁(極真空手創始者)の秘書として働いたときでさえ差別は全くなく、総裁はちゃんと仕事を評価してくれました。(あれだけの男性社会のなかに女性が入ると大変と思われるがちですが実はそうでもなかったです)。しかし、中途半端な会社を経営している人か、大した役職に付いてない人からは差別的な発言などが何度かありました。

同じように、家で威張っている亭主関白の男性も、結局器の小さい人が多いです。自分自身に自信がないから、近くにいる妻を押さえつけないと「男としての自分」が成り立たないのでは?と思います。(妻への暴力を振るう男性もそういうタイプだと思います)

逆に自分に自信がある人は回りを押さえつける必要もないし、対等でいられるわけです。そういう人は何もしなくても自然と尊敬されるわけですから。


幸いに、私は仕事上で器の大きい人との出会いが今まで多かったから、いつも気持ちよく仕事が出来ています!

2006年3月20日(月)
日本の男性は辛いと思います

少子化の話題が出るとだいたい女性の社会進出の話になります。また、その時は「女性は家庭かキャリアのどちらかを選ぶしかない」という話もよく出ています。たしかに今の日本社会ではキャリアと家庭もを両立させるのがとても難しいと思いますし、以前の日記にも書いたようにこれを改善しなければならないと思っています。しかし、日本の男性も辛いと思います。日本の男性こそ「キャリアと家庭」のどちらかを選ばなければならないでしょうか?

キャリア組みの男性は家庭を持っても、「夫」や「父親」としての役割は結局お金を運ぶものだけです。妻と子供は自分達の生活をして行きますし、お父さんをあいてにしません。お金がいっぱいあるから、親子で好きなだけ遊べる、子供が幼稚園に行っている間、母親を豪華ランチ、習い事、友達と遊んだりします。夫はいつも遅いから妻は夕ご飯でさえ作る必要はありません、、ラッキー!!と思っている方が多いようです。(私はこのような方をいっぱい見てきました)

このような”キャリア組み”はお金があって、優雅な生活をしていますが、「家族」とは言えるでしょうか?そういう男性のほとんどの場合、妻や子供はお父さんを「お金運び」としてしか考えていませんし、それ以外の必要性もないです。本人もそれに気づいているのでしょうか?とても悲しいです。

また、キャリアを「捨てて」家庭を選ぶ男性は、家庭に一生懸命、家庭生活は充実していますが、収入的にはある程度のレベルまでしか行けません。

今日、道場生のお父さんと話する機会がありました、その家庭は空手にとても一生懸命で、週4,5回稽古に来ています。共働きの家庭ですから、お父さんもお母さんも一生懸命です。そのお父さんも「毎日上司に変な目をされながら「お先に失礼します」と時間通りに帰っています」
と言っていました。

本当はこのようなお父さんにエールを送りたいです!しかし、日本の社会はエールを送るのではなく、「何で時間通りに帰るの??!」と会社から批判的な目で見られています。とても悲しいですね、、、女性も男性もキャリアと家庭、両方を選べるような社会になって欲しいです。「それは無理!」だと言っている方もいると思いますが、無理ではありません。社会が変われば可能です。

日本の男性の皆さんもきっと家族ともっと時間を過ごせば心に余裕ができると思います。
家族との時間をしっかりとって「仕事と家庭」両方頑張ってくださいね!


2006年3月19日(日)
子供のように考える

以前もご紹介しました「アイデアブック」からの内容紹介です。

「子供の頃は、先生に線の外へはみ出すなと言われたのに、今は、上司に、なぜ、枠の外で考えられないのかと言われる・・・・」

「行われているから、正しいこととは限らない、使われているから、良い方法とは限らない、
持っているから、最善の設備であるとは限らない」

「全員が同じように考える場所では誰も余り考えていない」

「人生における失敗の多くは、成功を目前にしてあきらめてしまうことだ」

「空を飛ぶ機械は技術的に不可能である」(1895年、イギリス科学アカデミー会長)

「私がおかしいのか、それとも、他の皆が変なのか」(アルバート・アインシュタイン)

2006年3月17日(金)
「ママは女の子なんだから、、、」
今朝,4歳の娘に「ママは女の子なんだから、洗濯物をもう少しきれいにたたまないと、、、」と言われてしまいました、、、
 
私は「女の子だから、、」または「男の子だから、、」という言い方が好きではないし、子供には絶対使わないですので驚きました。子供って周りの環境からすぐピックアップしますね。
 
もちろん、洗濯物を綺麗にたたむのはいいことだと思います(笑)、しかし、それは「女の子だから」ではないです。 ジェンダーフリー社会と言いながら、まだまだ保育園、幼稚園や学校などでは女の子と男の子を「こうであれべき」を無意識に教えています。教育機関だけではなく、社会全体もそうだと思います。
 
もちろん、どんなに頑張っても女と男は違いますし、違うから面白いし、違っていいと思います。子供の時から、女の子と男の子の遊びは違うことも多いです。逆に男の子だから無理に人形遊びをさせたり、女の子だから無理にミニカー遊びをさせたりするのもおかしいです。
 
フェミニストと言われている方の多くは女性がお化粧するのがよくないなどのようなことを言っていますが、それは違うと思います。私はフェミニストという言葉の響きもあまり好きではないです。スウェーデンでは、フェミニストの政党が数年前にできましたが、そういう政党が必要だと思わないし、逆に変な方向に行っているような気がします。フェミニストの中には「男性嫌い」の方も多いです。
 
やっぱり世の中には男性と女性がいて、それぞれは自分らしくいられればいいと思います。、、といいながら私自身は「男らしい」男が好きです、、、、矛盾していますか??私も強く生きながらでも「女らしさ」を大切にして行きたいし、自分が女性であることを誇りに思っています。
 
結論は出ませんが、女性も男性も強い人間を目指して生きていけばいいと思います、同時に子供にはなるべく、偏見や先入観なしで、自分の本心を見つけ出せるような環境を作ってあげて欲しいです。
 
このような考えの私ですが、娘が洗濯のたたみ方だけではなく、「それは男遊び」「男なのに人形と遊んでいるよ!」「女の子はピンク」などのような発言が多いです(笑)
2006年3月16日(木)
自分自身を褒めていますか?

最近、「褒めて育つ」というのが”流行"になっていますが、果たしてその方法は一番良いのでしょうか?
確かに子供を褒めればやる気を引き出すことは出来ますが、逆に言えば褒めれないと頑張らない子になってしまう可能性もあるのではないかと、日本に来てから思うようになりました。

スウェーデンでは「褒めて育つ」というやり方が一般的です、子供に手を上げるのももちろんありえないです。法律で子供に体罰を上げるのは禁止されていますから、しかるときお尻や頭を軽くたたくこともありません。そういう子育て方法は当たり前だと思っていましたから、日本で子供のお尻をたたいたりするのを見て、最初は驚きました。体罰や子供への虐待はもちろん何があってもいけないのですが、しかり方にいろいろな方法があるということが分かりましたし、納得もしています。また、褒めるだけでは今の時代が必要とする強い子は育たないとも思うようになりました。

うちの道場の話ですが、とても厳しく、褒めることはめったにないです(励ましてはいますが、、?)。そういう中で頑張っている子供たちはすごいと思います、本当の意味で強くなるんだな!といつも感心しています。稽古の時は師範に怒られて、泣いても絶対にあきらめないで頑張っている子供たちの姿を見ていると「この子たちは真から強くなって行くんだな」と実感しています。厳しい稽古を頑張っているから、家では褒めてあげて欲しいと思います。

スウェーデンだったらうちの道場のやり方では、子供は入門しないでしょう、、、子供が大丈夫でも親は入門させないと思います。だから、最近のスウェーデン人は精神的に弱くなっていると思います。空手(極真空手)の試合を見ても、昔強かったスウェーデンは今全然だめです。厳しい練習したくないからだと思います。


スウェーデンの親戚が去年遊びに来て、道場稽古を見て、最初はとても驚きましたし、「厳しい」と思っていたようですが、そのうち、「スウェーデンでは躾に困っている親は子供をカウンセラーに通わせることが多いですが、日本ではここの道場に通わせればいいんだ!」と道場の良さを少し分かってもらいました。
(笑)

しかし、人間というのは褒められるとうれしいですから、子供たちもめったに褒めない師範に褒められたとき、と〜てもうれしそうな顔をしています。娘二人も一応空手をやっていますが、前日稽古が終わったら、長女が「今日褒められたよ!」と、とてもうれしかったです。(4歳の次女は「何で私が褒められなかったの?!!」と怒っていましたが、、、(笑))普段褒められない分、褒められた時の喜びが大きいですね、ご父兄の話によると他の道場生も同じように「今日師範に褒められたよ!」と言っているようです。

ところが、人間はだれでも人に褒められてうれしいでしょうが、自分のことを褒めることはありますか?「自分に厳しく」というのはもちろん大事だと思いますが、自分を褒めることも大事だと思います。私は自分が頑張った、よくやった、と思うとき、しっかり自分を褒めるようにしています!周りから褒められなくても自分自身を褒めれば、「また頑張ろう!」という気持ちになります。
最近、自分を褒めたのは、ホームページが出来上がった時です。パソコン関係は素人の私ですが、日本語のマニュアルを読みながら、ホームページビルダーでHPを作ってアップできた時、うれしかったです「やれば出来る」というのは本当なんだな!また、毎日の生活(仕事、家事、子育て、道場指導など)を頑張っている自分も褒めたいと思います。

ですから、大人の皆さん、子供を褒めることも大事かも知れませんが、頑張っている自分自身も褒めてくださいね!

2006年3月15日(水)
嫌いな日本語

いくつか嫌いな日本語表現・言葉があります。そのうちの二つは「家庭サービス」と「良い妻」です。。

家庭サービス、という言葉の意味がよく理解できません。何で家族にサービスしなければならないの?家庭サービスという単語を使っている男性は多分悪い意味で使っていないと思います。逆に家族のことを思って使っていることが多いと思いますが、「日曜日は家庭サービスをしないとうちのやつに怒られる」というような言い方を何度も聞きました。サービスではなく、自分が家族と一緒に時間を過ごしたいということではないですか?もし、言葉通りの義務的なサービスとして考えているなら、少なくとも私がそんなサービスはいらないと思ってしまいます。そもそも家庭サービスという言葉が出来のも「女性は家庭」「男性は外」という考えが基準だったからでしょう。。たとえば、同僚とのゴルフを断るとしたら「家庭サービスをしないと、、」という言い方ではなく「週末は家族と一緒に過ごしたいから、今週のゴルフは無理」などのような言い方でしたら、妻や家族として喜ぶと思います!

その次嫌いな日本語は「良い妻」という言い方です。「良い妻」というのはいったい何をさしているのでしょうか?家事を完璧にこなす、いつもニコニコでやさしい、夫の身の回りをすべて完璧にこなしていく、夫の浮気に目をつむる(?!)、夫が帰って来るまで待つ、料理がとても上手、、???ということでしょうか?そうであるなら、私は「良い妻」ではないです。しかし、私自身は「良い妻」だと思っていますよ!(夫はどう思っているか分かりませんが(笑)
夫を「良い夫」だと思っています。


日本の男性が一般的に言っている「良い妻」は、家政婦に近いし、妻を愛して「良い妻」として評価しているというより、自分は朝起きたら、その日着る洋服が出してある、朝ごはんは出来ている、妻にかばんを持ってニコニコ「いってらっしゃい」といわれ出かける、仕事から帰ってきて、どんなに遅くても酔っ払っても妻はにこにこして待っています、ご飯をまだ食べてないなら、すぐ用意してくれるし、家はいつもきれいにしてあるし、子供のことも全部妻がやってくれるから何も考えなくても済む。結局「良い妻」というのは自分がいかに何も考えないでも生きていられるための妻ということです。



女性自身がこれで満足しているならもちろん問題ないですし、私が批判しているのは「妻が家」、「夫が仕事」という役割分担をしている夫婦ではなく、 「妻」という立場を枠にはめて、「こうであるべき」という偏った考えが日本に出来てしまっていることが気に入らないです。

「家庭サービス」も「良い妻」もただの言葉ですから、その言葉を使っている人がどういう意味で使っていることがもちろん大事ですから、あまり言葉だけに引っ掛かっても意味がないと思いますが、女性から見たらこの二つの言葉の響きはあまりよくないです。

私は日本語学校に通っていた時、先生に(日本人)「自分の夫を”主人”と呼ばない方がいい「夫」という言い方にしてください」と言われましたが、私は夫を”主人”と呼んでいます。しかし、”主人”と呼んでいるから「自分を支配している人」だとは思いません。(日本語の先生がそのような説明をしていました)。

ですから、表面的な言葉ではなく、その裏に隠れている考えを見直すべきだと思います。

2006年3月13日(月)
ビフォアーandアフター
私は日曜日の夜放送されている、ビフォアー・アフターというリフォーム番組が大好きです。
狭い家を素晴らしい形に変身させるので、とても面白いです。スウェーデンでも最近リフォーム番組がはやっていますが、家が広いせいか、日本ほど面白いアイデアやソリューションは見ることが出来ません。
 
この番組の多くの場合は(昨日もそうでしたが)親そして大人の子供が狭いスペースで一緒に暮らしています。その狭いスペースが見事に快適空間に変わりますが、広さとしては変わらないわけです。大人の子供が親元を離れて、一人暮らしをすれば、親がもっとゆったりと暮らしていけるのに、、とどうしても思ってしまいます。どうして、いい大人なのに、狭い家に住み続いているのでしょうか??(親は介護を必要としている年齢でもないです)
リフォーム番組ですが、そういうところが気になってしまいます、、
 
前にも述べたと思いますが、子供が大人になったら (20歳)、男でも女ですぐ親元から離れて一人暮らしをした方がいいというより、しなければならないと私が思っています。
 
人暮らしをすることによって、いろいろな勉強になります。家計のやりくりもそうですし、掃除、洗濯、光熱費の支払いなど、大したことではないけれども、そういうい経験もしないままいきなり結婚生活を始めると大変だと思います。
私自身は18歳から一人暮らしを始めました。それまでは家事などの手伝いをしていましたが、一人暮らしになると、日常用品(洗剤、石鹸、トイレペーパーなどなど)を買うのに以外とお金がかかるということに驚きました。誰かがやって当たり前だと思っていたことは全て自分でやらなければならないです。そういうものは学校でもなく、親と一緒に暮らしている以上学ぶことが出来ないと思います。
 
まだ結婚していない女性と男性には、結婚相手を選ぶ時は必ず一人暮らしを経験した人を選んだ方がいいです。また、大人なのに、まだ親と一緒に暮らしている皆さんは早く家を出た方がいいと思います、その親も早く子供を「追い出して」ください!
 
 
2006年3月12日(日)
やり直しはいつでも出来ます

また少年が家に火をつけて、妹が死んで、親が重症、、、以前から不登校だったらしいですが、なぜ彼が送った信号に誰も気が付かなかったでしょうか?うちの場合、子供はまだ小さいですから、もし不登校になった場合、自分が”正しい”対応できるかどうか分かりませんが、このような事件が起こる時、子供たちは必ず信号を送っています。しかし、周りの大人はそれに気が付かないのは理解できません。それとも気が付いているけれどもどのような対応をしたらいいか分からないのでしょうか?

どちらにしてもこのような事件がふえるだけですから、それに対応できるような受け皿を作らなければなりません。

このような事件の共通点は「親に学校行け」あるいは「親にうるさく勉強しろう」と言われたことが引き金になっているみたいです。やはり、今の社会、学校のあり方を真剣に考えないと行けないです。学校がいやだったら、しばらく行かなくてもいいのでは?、、と思いますが、、しかし、親がそれだけうるさく言っているというのは学校行かないと将来はない、やり直しはできないという不安があるからとも思います。

スウェーデンの知り合いの話ですが、子供の時からとても苦労していて、母子家庭で母親はお酒を飲んで子供のことはほとんど構ってあげなかったです。彼はやはり学校もいやで、不登校状態になって、成績も最悪でした。親戚は彼を何とかしてあげたいという気持ちで、中学校卒業して、仕事を探してくれました。しかし、その仕事は彼に
会わなくて、、彼の人生はどうなるのだろうと皆があきらめたころ。彼が20歳過ぎたとき、突然高校の勉強をやり直して、大学も行きました。全ての科目はトップ成績でした。特に数学、理科などのような難しい科目は周りとの差が圧倒的でした。彼は今40歳で、良い仕事にもついていますし、幸せな家庭生活を送っています。スウェーデンでは高校の成績が悪くて、大学に入れなかったら、成績の悪い科目だけをもう一度勉強し直せる、大人向けの勉強機関があります。40,50過ぎて、若い時は勉強嫌いだったけど、今は現況したいと思っている人がいっぱいいます、その年になっても遅すぎではありません。

子供たちは一直線に小学校、中学校、高校、大学に行かなくても、大丈夫だよ!という安心感を本人そして親に与えてあげないとだめだと思います。また、その時成績が悪いから、「頭が悪い」と決め付けてほ行けないです。そして、世の中いろいろな仕事がありますから、勉強が全てではないわけですから。

ですから、不登校になったら、その原因はあるはずですから、その原因から解決しないで、「学校へ行け、勉強しろう」などばかり言っても、状況が悪化するだけではないでしょうか?

2006年3月11日(土)
休日の思い出話

子供の時の思い出話です。
子供の時、金曜日になるととても楽しみでした。スウェーデンの学校(今もそうだと思います)はだいたい金曜日が早めに終わります。多くの会社も金曜日は半日あるいは少し早めに終わることが多いです。うちもそうでした。学校が半日で、母も父も早く仕事を終えて帰ってきました。父の会社は月曜日から木曜日、30分多く働いていて(つまり8時間半)そして金曜日2時間早めに終わるようにしていました。金曜日の午後は家族全員、家の掃除をしてから、夜は家族全員が集まっておいしいものを食べてテレビを見ていました。とても楽しかったです!

私達子供は、とても良い時間を過ごすことが出来ましたし、大人も一週間の疲れが取れて、週末を楽しむことが出来たと思います。週末の過ごし方は家のよって違うと思いますが、うちで言えば、家族で出かけることはあまりしませんでした。それより、家で過ごすことが多かったです。もちろん、私達子供は友達と遊んだりしましたが、家の手伝いなどもしました。家には庭がありましたから、母や父は庭の手入れ、また家のいろいろなところを直したりすることが多かったです。スウェーデンでは家のリフォームなどを業者に頼むことではなく、できること自分達でするということですので、壁紙、ペンキ塗り、などはすべて家族でやっていました。

私達も含めて、スウェーデン人の多くは別荘を持っています。しかし、別荘と言っても、日本で言う豪華な別荘ではなく、本当に小さいコテージです。水道がなく、トイレも離れたところにあるなどとてもシンプルなコテージが多いです。私達も週末や夏休みなど休みの際に別荘で過ごしていました。周りは自然が多く、おもちゃで遊ぶより、自然の中で遊んでいました。

このような休みの過ごし方ですと、お金はあまり使わないです。スウェーデン人の平均給料は日本人と比べてひくいです、税金は日本と比べて高いです、物価は日本と比べて少し安いですが、そんなに変わらないと思います。ですから、お金を使わないで休日を過ごすのが当たり前です。子供がいる家庭ですと外食はほとんどしません。

日本に来て、日本人が休みになると何で皆がそんなに忙しくしているのでしょう、と不思議に思いました。スウェーデンと比べて日本の家は狭いのもあると思いますが、マンション暮らしの私はいまだに週末家でゆっくりするのが大好きです。

本を読んだり、ボーとしたり、何もしないのが私にとって本当の休みです。皆さんは週末をどのようにして過ごしていますか?

2006年3月10日(金)
日本の企業が知らないうちに損している、そのA
日本の企業を見てとても残念でもったいないと思うのは、女性の力を活かしてないということです。能力の高い女性がいっぱいいるのに、その能力を使わないで、普通の事務仕事だけを女性にさせている会社が多すぎます。もちろん、事務仕事も大切な仕事ではありますが、それ以上の仕事ができるのに、女性だから任せられないと、今だに考えている経営者がとても多いです。

重要なポストで仕事をしている女性はだいたい独身です、あるいは結婚はしているけれども子供はいません。そういう女性は「男性みたいに働ける」と経営側から感心されていますが、それは仕事内容というより、毎日遅くまで残業ができるというところで評価されています。それがおかしいです。結婚、子持ちだと「この人には無理だ」と判断されてしまうのはとても悔しいです。子供がいるから能力的に劣っていることはもちろんありませんから、子供がいるので残業が出来ないという理由で重要な仕事を任せてもらわないわけです。しかし、会社全体がもっと効率よく仕事をこなしていけば、つまり、同じ内容の仕事でも時間内に終わらせるという方針を出せば、残業ができるか出来ないかという問題はなくなります。仕事ができるか出来ないかというところで判断できます。そうすると「男か女」ではなく、この人はこのポストに適しているかどうかで判断すればいいわけです。何回もこの問題にもどってしまいますが、日本の労働時間を見直さないと本当に社会全体が崩れて行くと思います。

企業にとっても、男性と女性両方が必要だと思います。やはり男性と女性の考えは違うわけですから、女性の力をもっともっと使って行けば会社にとってプラスになるのに、、、、といつも思っています。

結婚していることや子供がいることが働く人にとって負担になること自体納得できません。人間にとって子孫を残して行くことがある意味で義務ですから、社会にとって子供たちはとても大事な宝物です。現在、これだけ女性が社会進出をしてきているわけですから、後戻りはできません。でしたら、今の時代にあった労働市場を作って行かなければならないと思います。

そのキーワードは「男性も女性も家庭と仕事の両立ができる社会作り」だと思います。そのため日本では男女共同参画社会基本法がありますが、会社経営者の皆さん、ご存知でしょうか?


結婚している、子供がいるなどだけの理由で重要な仕事を任せてもらえないのはこの男女共同参画社会基本法に違反しているのではないでしょうか。もちろん、会社側から見れば、言い回しはいくらでもあるでしょうけれども、、、、このような現状に対して女性として大変な怒りを感じていますが、同時に企業がもっともっと女性を使った方がプラスになることに気が付いてないことはとても残念だと思います。

内閣府 男女共同参画局を訪問してみてください!面白い情報いろいろと出ています。
2006年3月9日(木)
日本の企業が知らないうちに損している、その1
仕事上で日本のさまざまな企業とかかわる機会があります。その中いくつか気になって、不思議に思う点を取り上げたいと思います。

まず、今日の日記では、日本の企業には定年が過ぎているのに、まだ働いている方が多いです。スウェーデンでは定年後の人生をとても楽しみにしている人が多く、定年後、まだ会社に残りたいと思っている人が少ないでしょう。なのに、なぜ日本では多いのでしょうか?もちろん、65歳すぎても立派な経営者はいると思いますが、定年後、親会社から子会社に移動されて、あるいは別の部署に移動された多くの方はあまり役に立たないと思います。仕事の現状維持はできるかも知れませんが、新しい発想はなかなか出ないと思います。企業は現状維持だけではだめです、常に新しい発想、アイデアが競争社会に残るために必要ではないでしょうか?

若い時、どんなに立派でバリバリ仕事ができたとしても年を取って行くとどうしても人間は守りの入ってしまいます。冒険はしなくなってしまいます。守りに入ってしまうと、成長はないです。ですから、企業は外部から若い人を入れて行かないと新しいアイデアもうまれないでしょう。

年をとったから「役に立たない」とは思いません、そこは勘違いしないででください。しかし、ある年齢になったら若い人に譲っていくべきです。(政治家も同じです!!)。アドバイス的な立場でしたら、とてもいいと思いますし、若い人も自分達より経験を持つ方のアドバイスを聞く必要があると思います。

私が不思議に思うのはこのように定年が過ぎている方は、40年以上、一生懸命働い来たのに、年金生活を楽しみたいと思わないのでしょうか??それとも、40年の間、会社にいる時間があまりにも多く、仕事以外のこと生活は知らないのでしょうか?もしそうであれば、あまりにもかわいそうだと思いませんか?

社会にも責任はあると思います。若い時、仕事、残業、「男は仕事」ということを美化にしている社会に大きいな責任があります。そういう人たちは会社から離れたら何もありません。もちろん家族はとっくに夫やお父さんをあてにしないで、自分たちの生活を楽しんでいます。本人も会社しか知らないから、趣味や友達も少ないです。そして、本来は夫婦ふたりが定年後の生活を楽しんで、やっと二人だけの時間が出来る!と思ってもいいのに、夫婦と言っても40年間別々の生活をしてきた二人ですから、共通点はありません。

やはり、会社はこのような方に役職を与えるより、若い人にどんどんチャンスを与えた方がいいと思いますし、会社も伸びると思います。そして、今の若い世代が同じ繰り返しをしないためには、残業を減らし、会社以外の生活が出来るような仕組みを作っていかなければなりません。
会社にどれだけの時間を貢いだのではなく、どれだけのいい仕事ができたかということが大事だと思います、つまり量より質です。

そして、若い時から、仕事、家族、趣味、友達といろいろな面で人生を楽しむことができれば、定年を迎えても、会社に残りたいというより、「妻と二人で老後を楽しみたい!」という気持ちになりやすいと思いませんか?
2006年3月6日(月)
娘は結婚できるでしょうか?

先週末はとても忙しい2日間でした。土曜日は朝早くから仕事で出かけました、そして日曜日はうちの支部の型交流試合がありました。交流試合でも参加者は160人を超えていて、試合数は310試合です、、審判をする私達にとっては長い一日でしたが、それより参加者の皆さんにとって長くて、大変な一日だったと思います。参加者の中、子供たちが多かったでしたが、皆朝9時から夜6時まで本当によく頑張りました!うちの道場はとても厳しい雰囲気ですので、自分が試合をやっていない時でもちゃんと座って、仲間が頑張っているところを見ていなければならないので、大変だと思いますが、小さい子供でもそれが出来てしまうのがすごいと思います。意外と私達大人は子供の力や能力を分かっていないと思います。私達が思っているより、子供たちは適正能力を持っているし、頑張るパワーを持っています。長い一日ではありましたが、終わったら、勝った子供も負けた子供もと〜ってもいい顔をしていました!ですから、忙しい週末でしたがとても良い週末でした!

そんな週末でしたので、土、日は家には全くいませんでした。そして、今日も朝早くから仕事で出かけて、夕方帰って来たら、すぐ道場の指導がありました。下の娘だけを連れて、稽古に行って来ました。帰って来て、ご飯など家のことがいろいろ終わったら、思い出しました!!
お雛人形、、まだ出したままです!!!もう6日です、、、どうしよう!これで娘達はお嫁にいけなくなるのかな(笑)??

この間、細木数子はそういう話をしました。雛人形は3月4日、朝しまった方がいい、、、、でないとお嫁に行けなくなります、、
私はお雛様が存在していない国で育てられましたが、ちゃんと結婚が出来ました、、しかし、娘達はどうなるのでしょうか(笑)?
細木数子は天気の良い日がいいとも言っていましたが、明日の天気は?まだ天気予報みていませんが、明日はちゃんとしまうようにします!

細木数子と言えば、この間のテレビでは食器の洗い方について話をされました、、、主人全く同じ洗い方でした!
前にも日記に書きましたが、うちでは基本的に主人が洗濯と食器洗いを担当しています、そこで主人が細木数子と同じ洗い方だと分かりました。やっぱり私より、主人が食器洗いに向いていると思いました(私は細木さんと同じ洗い方ではないです、、、)、洗濯も私が干すと何かしわしわになってしまうが、主人が干すとしわが全部消えてしまいます、、特に空手道着は大変です!これからも食器洗いと洗濯は主人にお任せします!私は他で頑張ります!(空手道場をやっていますので、試合、稽古や道着の話を書きました)

2006年3月3日(金)
子は親の背中を見て育つと言いますが、、、

前日、テレビで日本人の高校生は他の国と比べて(中国、韓国、アメリカ)すべてに対して意欲がないという調査発表がありました。
今関心を持っていることは?という質問に対して、他の国は「成績」つまり勉強と答えましたが、日本人の高校生は「音楽、映画、ドラマ、ファション」と答えました。

若いのに人生に対しての意欲がないのは本当に残念です。しかし、そのような状況を作ってしまったのは私達大人ではないでしょうか?
日本ではよく「親の背中を見て育つ」というような言葉を言いますが、皆さんは子供にどういう「背中」を見せていますか?

お父さんは仕事の過労で疲れていて、家族とコミュニケーションもとっていなくて、家にいる時は寝ています。たまには義務的な「家庭サービス」をする程度、、
お母さんはお父さんと会話がないことに対していらいらしていて、家事や家計に追われて疲れている、、

そんな親の姿を見ている子供達も少なくないと思います。そういう環境からは当然意欲はなかなかうまれて来ないでしょう。

皆さんは子供達の夢をサポートしていますか?例えば、娘さんや息子さんが突然大学には行かないで、
親が考えた道と全く違う方向の仕事を考えたらどうしますか?それをサポートできますか?あるいは子供がお父さんの会社を継ぎたくないと言ったら?また、長男であっても親と同居するつもりはないと言ったら?

私はなるべく子供の夢をサポートをして行きたいと思っています。うちはまだ小さいですが、基本的にはやりたいことをやらせるつもりです。サポートと言っても、経済的な援助ではなく、精神的なサポートです。もちろん、私として賛成できない道であれば、反論しますし、いっぱい話し合います。でも最終的には子供が自分で自分の道を決めるべきです。何かの信念を持って頑張って欲しいです。

失敗をしたとしても、それはそれでいい勉強になりますし、やり直せばいいと思います。自分が選んだ道ですから、失敗から学んで前に進んで行けばいいです。

ですから、子供の意欲を引き出すためには私達大人が見本になって、人生の楽しさを見せてあげないと、意欲や希望を持って、と言うのも無理でしょう。

2006年3月2日(木)
国際教育

「子供をなぜインタナショナルスクールに行かさないの?」とよく聞かれますが、日本に住んでいる以上、日本の学校と日本の教育を受けさせるのは当たり前だと思っていますから、インタナショナルスクールを考えたことはありません。(もちろんお金がかかりすぎてどちらにしても無理ですが、、、)
私が見たインタナショナルスクール卒業生の多くは、日本語が中途半端です。日本人でありがなら(ハーフでも日本人ですから)日本語をきちんと使えない、敬語の使い方もまったく知らない人が実際に多いです。
もう一つの理由は小学校、中学校の6年間、学校ももちろん大切ですが、学校が終わってから、友達と遊ぶことも大切だと私が思っています。友達と遊ぶとき、いろいろなことを学びます。しかし、自分が住んでいる地域でない学校に行くということは、家の周りに友達があまりいないということです。それがかわいそうだと思います。とにかく子供のうちは学校も大事ですが、遊ぶことも同じぐらいに大事です。友達と遊んで、けんかして、仲直りして、笑ったり、泣いたり、怒ったりすることは必要だと思います。学校でも遊べるでしょうけれども、先生の目がありますから、大人がいないところで子供たちだけの世界も必要なのではないでしょうか?

1年生の長女は学校が大好きです、先生達もお友達も勉強も全部が好き見たいです。やはり、学校は地域に密着し、楽しい場所であって欲しいです。そうすると勉強も好きになりやすいと思います。

もう一つ、よく聞かれるのは、家では英語ですか?、、、もちろん家では英語を話しませんよ、、と言いたいですが。私はスウェーデン人ですから母国語は英語ではありません。スウェーデン語です。国際社会といいながらでも、スウェーデンや他のヨーロッパの国でも英語ではなく、その国の言葉があるということを知らない方が多すぎます。日本人以外の人を「外人」の一言でまとめてしまうからそういう誤解も出るでしょう。

スウェーデンでは日常生活の中で英語は一切使われていません。英語は小学校から学びます。高校卒業したらほとんどの人は普通の会話ができるようになります。しかし、学校では英会話を中心にした授業ではありません。文法などをしっかり勉強します。日本でも小学校から英語を授業に取り入れて行けば、結果は大分違ってくると思います。小さい子供の方が抵抗感なしで楽しく学ぶことが出来るからです。後はテレビなどでの映画の吹き替えをやめて欲しいです。スウェーデンでは吹き替えは一切ありません。すべて字幕だけです。ですから、子供は実際テレビを見ていなくても、遊びながら、無意識に英語の発音や単語が耳に入るわけです。吹き替えの多い国 (ドイツやフランスなど)はやはり英語力もスウェーデンよりレベルが低いです。

国際社会に向けて、英語力をつけることだけではなく、外国に対しての知識レベルを上げないといけないと思います。日本に来て、日本人の家に遊びに行ったら「靴脱いでね、、慣れてないでしょうけど、、、」と何度か言われたことがあります。しかし、スウェーデンでは靴を履いたまま、家に入ることはありません。必ず靴を脱ぎます、、、アメリカとは違います。さらに、レストランへ行って、食事に「パンかライス?」と聞かれたときも驚きました。スウェーデンの主食はジャガイモです。ですから、パンかライスの質問の意味も分かりませんでした。「ライスかジャガイモ」なら通用します。このような例はいっぱいあります。結局、日本では、国際社会や外国と言えば今だにアメリカを基準にしていることが多いです。

学校ではしっかりした国際教育をして欲しいです。いろいろな国、言葉、習慣や文化があるということを子供達に理解してもらわないと困ります。

2006年3月1日(水)
税金はどこへ行くの?

この日記に何回かスウェーデンのさまざまな手当てについて触れましたが、Sweden Newsで手当ての細かい内容を説明していますので是非ご参考にしてください!今のところ、児童手当と病気の時の手当てしか載せていませんが、育児休暇、失業手当なども載せて行くつもりです。今日は児童手当を少し注目したいと思います。

昨日、日本人の国会議員の宿舎が情報番組で取り上げられましたが、日本の国会議員ってすごい!!スウェーデンの国会議員よりずっと待遇がいいですね!!(スウェーデンの国会議員が世界でもっとも待遇の悪い国会議員だと聞いていますが、、、調べてからその情報を載せます)議員宿舎の話を聞いて、日本はいったい何を考えているのか?!と思いますよ、国会議員という肩書きが付いているだけで偉そうにしている方がとても多いです。でも、国会議員の皆様;あなた達は普通の人間にすぎないですよ!

最近のニュースなどを見ると、国会議員の方が普通の人よりレベルが低いぐらいに思ってしまいます。東大を出たからすごいとか、学歴は人間の頭のよさと全く関係ないからです。国会議員はその国の国民を反映し、国民の代理として働かなければならないのに、日本の国会議員は本当にそういうつもりで頑張っているのかな?とどうしても疑問に思ってしまいます。本当にあきれてしまいます。

財政状況が苦しいから税金をあげないといけないとよく言われますが、ある程度税金をあげても仕方がないと私も思いますが、その税金で議員宿舎が立てられているらしいです!今でもどんどん新しく建てているらしいです、、、金額は詳しく知りませんが、とにかくすごいです。同時に少子化に悩んでいます、、、前日立川市長とお会いした時、市長はニコニコし、妊娠している中国人の方に「妊娠中、困っていることない?
元気で産んで欲しいよ、これから子供が増えないと困るよ」と、とてもやさしく声をかけてくれましたが、スウェーデンの手当てのグラフを見てください!うちみたいに子供が二人いたら毎月2,200クローナ(約3万円)をもらいます!子供が5人でしたら月々10万円ですよ!これだけもらえたら、もう一人産んでもいいと思う人も少なくはないと思います。もちろんお金をもらえるから子供を生むのはよくないかも知れませんが、現実的な問題として、皆、生活が苦しいです、、、(国家議員はその現実をあまり知らないのかも知れませんが)ですから、本当はもう一人が欲しいのですが、お金のことを考えたらやめる人は少なくないと思います。

議員の宿舎、天下り問題、などさまざまなところで何億円、何兆円が無駄に使われています。そして
「高齢者問題、少子化問題」をどうしましょう!と悩んでいる政治家がいます、、、、やはり、子育てをしたことのない、家計を全く知らない、男の政治家が多いから、何も進まないですね、また、日本の場合はお金持ちでないと政治家にはなれないという風潮がありますから、そういう人たちは普通の国民の現状を全く把握していませんから、国会では常にくだらない議論ばかりが繰り返されてしまいます。


しかし、日本の政治家や国会を選んだの国民の皆さんです!それを忘れてはいけません。不満があるなら、必ず選挙に行って、真剣に投票しないといけないと思います。選挙にも行かない人は文句を言う権利は一切ないと私が思っています。私は選挙権はないから、選挙にいけないわけですから、投票したくても出来ない状況でありますから、意見を言わせていただきます。日本の国会議員だけでなく、国会議員を選ぶ皆様、もっともっと真剣になって今後選挙に行ってください!

この日記はYahooのブログにも載せています:http://blogs.yahoo.co.jp/ulrikayui
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日記、2006年3月