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日記はなるべく毎日更新し行きたいと思っていますので是非読んでください!尚、文法的な間違いや漢字
の間違いなどいろいろあるかと思いますが、許してくださいね!私にとって、日本語の勉強は永遠のテーマです。

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この日記はYahooのブログにも載せています:http://blogs.yahoo.co.jp/ulrikayui
2006年8月4日(金)
ほっとしました!

幼稚園、小学生の女の子のお母さん達が知っていると思いますが、最近、ラブ&ベリーというカードゲームが女の子の間で流行っています。私が最初からそのカードゲームを余り好きではなかったのですが、娘二人が大好きなので、「させない」と言う必要もないと思ってきました。
ラブ&ベリーの場合はデパートなどにゲーム機会が設置してあって、そこでカードを使ってお洋服の組み合わせをする。組み合わせによってポイントが高かったり、低かったりします。洋服の組み合わせにポイントをつける??と私が疑問をを感じました、、洋服はその人の個性を表すものなので、担任が「これが合う」「これが合わない」と言えるものではないと私が思っています。ただし、子供達にそんな話をしても、せっかく楽しんでいるゲームを壊すことになってしまうので、その話をしませんでした。

でも、昨日、長女(8歳)が私に話しかけました「ラブ&ベリーって変だよね」「何で機会が洋服の組み合わせに点数をつけるの?だって、私がいいと思ったものでいいんじゃない??」とやっぱり疑問を感じました。さらに、「友達が自分が好きな組み合わせをしなくなった、ラブ&ベリーのファッション集に載っている組み合わせを覚えて、そして高いポイントをもらうため、その組み合わせにする、、それって変じゃない?」と私に聞いてきました。私もそれが変だと思うよ、と話をしました。それから「今度は違うゲームをしよう、男の子のゲームはもっと面白い、勝負をするから、、」とも話をしました。

この話は次女も聞いていて、3人がファッションについていろいろな話をしました、3人が出した結論は皆それぞれ好きなお洋服を着ればいい、自分がいいと思えばそれでいい、周りは関係ない!ということです。

このラブ&ベリーは本当にすごい、、いろいろなグッズが出ていますし、女の子達が皆ハマッテいます。しかし、このようなゲームは子供達の個性をどんどんなくして行くような気がします。本当に怖いです。
個性を豊かにさせるゲームを作れないのでしょうか??親としてはゲームこのように流行る遊びを全てやめさせるわけにも行かないし、やっぱり子供達がやりたいという気持ちも分かりますし、友達とカード交換したりするのもとても楽しいです、、、でも長女が自分から疑問を感じたと聞いてほっとしました!

2006年8月3日(木)
格好いい女性
私は日本に来て、とてもほっとしたしました、、それは「日本では女性らしくしてもいいんだ!」と思ったからです。スウェーデンにいる時、無意識ではあっても、常に男と競争をしていたのが、日本に来て初めて気が付きました。スウェーデンという国には男女平等がとても進んでいて、私もそれがとても大事で、私にとっても重要なことですが、何かずれている部分があるような気がします。

以前にも書いたことがありますが、平等というのは男女が同じことを同じように同じ量をこなすということではなく、男女関係なく、皆がそれぞれ自分らしくいられる環境であれば、私から見たらそれが平等だと思っています。
残念ながら、スウェーデンの場合、その男女平等が進んではいますが、途中でどこか曲がった方向に行っているような気がします。スウェーデンではとにかく男女がすべて半々をこなす、専業主婦がいないという「すごい!」と周りから思われるのですが、専業主婦をしてくても経済的には一人の収入でやっていけないという現実と専業主婦が回りから見下されていることもあるという現実もあります。

スウェーデンにいる時、そんなことを考えたこともなかったのですが、日本に来たら、すべてが楽になりました、、初めて自分らしくいられて、女性らしくしていても、自分を男性より下に置くということではないということが始めて分かりました。

日本に来てから、私が本当に気楽に自分らしくでいられます。やはり、女性として頑張って行きたいし、女性として強くなりたいです。私は女性であることに誇りに思っていますし、男性、女性関係なく、人間が本当に望んでいるのであれば、やりたいことは必ずできると思っています。人というのが、自分がやりたいことをやっている時がとても輝いて見えます。

昨日も書きましたが、うちは今度テレビ東京(12チャネル)の「奥様は外国人」という番組に出ることになりました。その撮影のため、ここ1ヶ月、ディレクターがカメラを持って、家の取材を続けています。ディレクターは女性です。いつも一人ですので、「とても良い人だなぁ、、」「大変な仕事をしているんだなぁ、、」とは思っていましたが、それ以上にそんなに深く考えていませんでした。でも、この間の日曜日、うちで宴会をやった時(昨日の記事)他の撮影スタッフも一緒に来ましたし、ディレクターの女性がすべてを仕切っていました。とても格好良かったです!!周りのスタッフが男性でも、すべてをうまくリードをし、仕切っていました。その仕切り方は女性だからできるという感じでしたので、いいなぁ、と思いました。男性でしたら、違うやり方でやっていたのでしょうね。やはり、女性がチーフという立場になった時、男性みたいになるのではなく(それでしたら、ぜったいうまく行かないでしょう)、女性としてしっかりやれば、男性も自然と付いて来るんだなぁ、、と感心しました!

女性らしく、男性らしくというより、それぞれが自分らしくでいる時は一番格好いいですね、、
2006年8月1日(火)
世界一番臭い食べ物と言えば、、、、

世界一番臭いと言われている食べ物は、スウェーデンの「シュールソトロミング」(Surstromming)です。シュールソトロミングは発酵されたニシンで、缶詰めに入っています。シュールストロミングは確かに臭いですが、と〜てもおいしいです!!とても臭いけれども、とてもおいしいです。

最近ではよくテレビでも紹介されていますが、残念ながら食べ方を紹介する番組を今まで見たことはありません。缶詰めを開けて、臭いを計ったり、そのまま食べてみたりなどのようなやり方が多いですが、ジャガイモ、たまねぎなどと一緒に食べなければなりませんので、そうするとなかなかおいしいです。
私が毎年夏休みを利用して、スウェーデンに行きますが、今年は行けないから、シュールソトロミングが食べられなくて、少し落ち込んでいましたが、今回はテレビ撮影のおかげで食べることができました!

実は今度,テレビ東京で放送している「奥様は外国人」にうちが出ることになりました。その番組で友達を呼んで宴会をするコーナーがあります。この間の日曜日、その宴会をやりました!そしてその時、皆さんにシュールストロミングを食べてもらいました!皆さんの感想は??それは番組を見てのお楽しみです!(放送日9月12日予定)でも、なぜか、おいしそうに食べたのが私だけのような気がします、、、もちろんシュールストロミング以外にもいろいろなスウェーデン料理を作って、皆さんに出しました。幸い、シュールストロミング以外の料理は皆さんおいしそうに食べてくれました。、その中にザリガニが以外とヒットしました!

スウェーデン料理はビールとシュナップス(40度のスパイスいりヴォッカです、)をいっぱい飲みながら食べますので、宴会もかなり盛り上がりました、、参加してくれた皆さん本当にお疲れ様でした!月曜日、仕事行くのが辛かったと思いますが、、、

2006年7月28日(金)
多文化共生

7月がもうすぐ終わりになってしまうのに、今月は日記のエントリーが少なくなってしまいました、、、、
仕事、子供の夏休みや誕生日などでいろいろとバタバタしていました、、、8月も似たような感じになりそうです、、

昨日は立川市多文化共生推進市民委員会に出席しました。1ヶ月ほど前に委員の話が私のところに来ました、、この委員会は具体的に何をするのが私自信もよく分からなかったのですが、面白そうだと思って引き受けました。 昨日出席してみたら、「これは面白い!」と思いました。私は前から自分が住んでいる地域ともっとかかわりたいと思っていましたし、町づくりなどにも何かの形でかかわることができたらいいな、とも思っていましたので、このような形で少しでもかかわることが出来るのがとてもうれしいです。
また、自分の人脈の輪を広げるチャンスが出来て、さまざまな新しい出会いが出来るというのが本当にうれしく思っています。

立川市には「多文化共生推進プラン」というものがあります(もちろん日本全国の市にも似たようなものがあると思います)。これから外国人が増える中で、外国人と日本人が仲よく暮らせるためのさまざまな政策が含まれているプランです。

理想論としては国、文化、宗教など関係なく、皆が平和で仲良く暮らすのが一番だと思いますが、なかなか理想のようには行かないものです。スウェーデンは移民の多い国です。最近、スウェーデンのテレビを見たら、ニュースのレポーター、インタービュされる方、いろいろな番組に出る方の多くはもともと他の国から来た方です。正直、、少し違和感を感じます、、「スウェーデン人の皆さんはどこへ行ったの?!」という感じです。スウェーデンにはそれだけの移民の人数が多いから、当然国としていろいろな対策を立てているし、スウェーデン人のほとんども違和感なく、移民の方を受け入れることが出来ていると思います。

しかし、完璧ではありません、、さまざまな問題もあります。言葉の問題が大きいです、、子供達が学校に行くからすぐスウェーデン語を覚えてしまいますが、親はなかなか覚えられません。もちろん無料でスウェーデン語の講座を受けられますし、行政としてはいろいろな努力をしていると思いますが、なかなか難しいです。言葉を覚えられないと仕事も出来ません。仕事ができるとしても、賃金の安い仕事になってしまいますので、格差がどんどん出てしまいます。住む地域もどうしても移民の方が同じ地域に固まってしまいがちですので、地域によって、移民しか住んでないような状況も出てきています。
言葉以外に宗教、文化などの問題もあります。


スウェーデンは移民を受け入れている歴史が長いから、少しずついろいろな問題も解決が出来ていますが、、、、一つの問題が解決できたら次の問題が出てきます。それと比べて日本の外国人移住者が増えていると言ってもまだまだ少ないです。しかし、今の段階しっかりと「多文化共生」について考えて、方針を決めた方がいいと思います。これから外国人が増えるのであれば、将来のさまざまな問題を防ぐためにでもちゃんとした受け皿を作っていかないと理想論ばかり語っても仕方がないと思います。

外国人を迎えるための受け皿を作ると同時に、日本人が違和感なく、外国人を受け入れるようにどうしたらいいという問題もあります。先ほど、テレビからスウェーデン人の顔が消えた、それに対して私が違和感を感じる時もあると書きましたが、日本人の多くが外国人が増えることに対して違和感を感じていると思います。その違和感をどうやって取り除くことが出来るのか、というのも大きいな課題ではないでしょうか?

2006年7月18日(火)
男は「すごい!!」女は「当たり前」???

多くの共働き夫婦は家事の分担をしていると思います。うちもそうです、主人が洗濯・皿洗いをやってくれているので、掃除、料理、買い物、子供のことなどは私がやっています。私達は何年もこのような形で分担していますので、二人にとってそれが自然です。しかし、周りの反応は「ご主人ってすごいね!!」といつも主人が褒められています。もちろん、自分の夫が人からよく思われるのがうれしいし、私も主人がよくやってくれていると思って感謝しています、、、が、客観的に見れば二人ともが同じように仕事をしていれば、家事の分担が当たり前のことでなはないでしょうか?なのに、主人が褒められても、私が「奥さん、家事を頑張っていますね、すごいね!!」と言われたことはありません(笑)。

日本では、結局女性が家事をするのが当たり前だと思っている人がほとんどですから、「旦那に助けてもらっているから感謝しなくちゃ!!」あるいは「旦那かわいそう!仕事も忙しいのに、家事まで手伝わされているんだね!」だと思っている人もいるでしょう。
私の中では、家族全員が家事をするのが当たり前だと思っていますから、、主人に対して感謝の気持ちはありますが(日本の場合、家事をやっている男性はまだまだ少ないので、主人でよかった!と思うことが多いです)、かわいそうだとは思わないし、そう思っている人の考えも理解できません。

また、ご飯のことですが、うちの場合、主人が夜遅くまで仕事をしていますので朝、私と子供が先に起きて朝ご飯を食べます。朝は和食ではなく、洋食にしていますので(私は和食大好きですが、朝だけは食べたくないです、、)朝はパン、ヨーグルト、ミュスリー(シリアル)などを食べます。ですから、朝ごはんを「作る」ということはしません。私はコーヒー、子供達はパンとヨーグルトなどを食べます。主人が8時前に起きてきますが、自分で牛乳にミュスリーを入れて食べます、、、それを聞く日本人も「かわいそう!!!」と思うでしょう、、また「奥さん、それはあまりにも!」と思う人もいるでしょう。そうでしょうか?私はそうは思えません、、それは朝、昼、晩誰かがご飯をしっかり作ってくれて、ホテルみたいに座って食べるだけでしたら、私だってしたいよ!!と思います。しかし、簡単な朝ごはんではあっても、栄養的には大丈夫ですし、ヨーロッパの人たちは食べているわけですから、かわいそうではないと思います。皆同じように忙しいから自分で作ることがかわいそうなら皆がかわいそうでしょう。

それからお昼、、昔主人が違う仕事をしていたとき、私が毎朝5:30起きてお弁当を作っていました、、その時はさすがに私も友達に褒められました!!ここが違いますよね、男性は自分のことだけ(先の朝ごはんなど)をすると周りから褒められますが、女性は自分のことだけをすると周りから批判されます、、、何かおかしくないですか?

あの時、やはり、仕事が朝早いし、夜遅くまで練習をしていたので、少しでも睡眠時間をとって欲しいという思いと、私が料理を作るのが自然だということで、自然にやっていました。しかし、今は昼間が事務仕事で忙しいのは忙しいですが、私も仕事をしていますから、お昼ご飯は各自で、ということにしています。また「奥さんはひどい!」「旦那はかわいそう!」だと思っている人もいるでしょうけれども、、、

たまたま、うちの生活パターンを例に出しましたが、、共働きの家庭でこのような問題が多いと思います。仕事も、家事のすべても、子供のことも、とにかく完璧な妻、お母さんなどをやっている方もいますが、そういう方は途中で体調を崩したり、結局仕事をやめてしまうことが多いです。そして、そこまで頑張っても周りからの評価は?女性からは、仕事も家事も、ということですごいと思われても男性はおそらく「当たり前なことをやっているだけ」と思っているでしょう。そういう男性は自分が仕事のことしか考えてないのに、、、よくそんなことが言えるよね、と思ってしまいます。

共働き夫婦だけではなく、母子家庭や父子家庭も同じです。母子家庭は別に何も言われないが、父子家庭でしたら、「男一人で子供を育てるなんてすご〜い!」と女性からも男性からも思われてしまいます、、、

私は偏ったフェミニスト的な考え方をしているつもりではないですがこのように男女の評価があまりにも違うと、、おかしい!!と言いたくなってしまいます。

2006年7月14日(金)
子供達はサッカーから何を学ぶでしょう?

サッカー界がジダンの頭突きで揺れました、、、テレビ、新聞などを読むと何か論点がずれているような気がします。

「暴力は行けない」「何を言われても我慢すべき」「サッカーの試合に選手がお互いいろいろきつい言葉をかけるのが当たり前、、、」「このことを見た子供達は、、、」!!!!

ちょっと待ってよ!

まず、私はジダンに、よくやった!と言いたいです。お母さんやお姉さんも誇りに思うでしょう。何かがあったら、まず身内を守る!というすばらしい男気があって、いいと思います。もちろん、暴力は良くないです、しかし、何を言われても何をされても我慢すべきなのでしょうか?私はそう思えません、、いじめられている子供が何をされても我慢しなければならないですか?今回の報道はそういうメッセージを伝えていますよ。

何があっても暴力はいけません、何があっても我慢しなければならない、特にスポーツ選手なら、、逆に聞きますが、スポーツ選手ならどんないじめ言葉を言ってもいいのでしょうか?テレビのコメンテータなどはスポーツの試合だから仕方がない、、そうですかね?日本の多くの子供達がサッカーをやっていますが、この報道が本当であるなら、子供達が試合中、お互いにどんなひどい言葉をかけても許されているということになります。それでしたら、サッカーというのはただのいじめスポーツではないでしょうか?試合を勝つために何でもOKなら(暴力以外は、、)皆と違う子供、たとえば少しの発達障害を持つ子や他の意味で皆と少し違う子でしたら絶対サッカーなんか出来ませんよね、、だって、そういう子が何を言われるか分かりません、、また何を言われても審判が「それぐらいは当たり前だ」と判断するかも知れません。

今回のことの一番大きい問題はジダンの行為ではなく、イタリア選手が言った言葉ですよ。そして、今回はたまたまジダンが頭突きをしたため、表に出た話ですが、それが無かったらおそらくこの話は表に出てこなかったでしょう。そうすると、そのイタリアの選手を次の試合もその次の試合もジダンでなくても他の選手に対してひどい言葉をかけ続けたでしょう。

試合中で選手達が興奮するのが分かりますが、選手がその興奮を口に出すのではなく、プレーにそのアドレナリンをいかすのがスポーツの見せ場ではないでしょうか?興奮していても、相手選手に言葉はかけないでクリーンなサプレーをする、、それこそ子供達へのすばらしいメッセージになるのではないでしょうか?でも、今の報道はそのことを全く問題とはしないで、ジダンがやったことばかり、そしてイタリア選手が言った内容ばかりの報道をしています、、もっと根本的なところでサッカー界は考えていかないと、あれだけ多くの子供達を預かっているわけですから責任が重いです。

サッカーをやらせている親もお子様が通っているクラブをもう一度見た方がいいのではないでしょうか?試合中に相手を傷つける言葉が許されているなら、ただのいじめっ子に育ててしまいます。こっそり、ひどい言葉を相手にかけて、相手が殴ってきたら、相手が悪いという卑怯なやり方も覚えてしまいます、、、

他のスポーツでは学べない、心と体の本当の強さは日本の武道というすばらしい伝統から学ぶことができるのに、なぜ日本人がサッカーを選ぶのが不思議です、、と思うのが私だけなんでしょうか?

2006年7月13日(木)
人との出会い、そして自分の力
人との出会いの大切さということが若い時、なかなか分からないものですね、、
私自身は若い時、何でも自分の力で出来る!という考えでしたから、人の力を借りながら前に進んで行くという考え方はほとんどしませんでした。しかし、社会に出て、自分の力で生きて行こうとすると、自分だけの力では何もできないということがすぐ実感しました。自分の力を信じることはもちろん大切ですが、人から常に力を貸してもらっていることを忘れてはいけないです。
よく自分の力で生きているというより「生かされてもらっている」と言いますが、これもいろいろなことを体験しながら実感するものだと思います。人間というのは結局一人でうまれて一人で亡くなっています。この人生の中でいろいろな人との出会いがあって、その出会いによって、人間としての成長があるし、充実した人生を生きていられると思います。ですから、一人で生まれてきて、一人で去っていくと言っても、一人だけの力で生きているわけではありません。(生かされているというのは人間に理解できない偉大な力に生かされているという意味ではあるでしょうが、現実的なレベルでも周りの人に生かされているとでも言えると思います)
しかし、私みたいに若い時「自分の力で何とかする!」と生意気そうなことを言っている人も多いと思いますが、それはそれで必要かな、とも思っています。まず自分の力で何とかするという気持ちが大切だと思います。そして、たとえば、人の助けがなくても一人でも大丈夫!という強い気持ちを持つ必要があります。 私が日本に来て初めて、人に常に助けてもらっていることを実感できました。今思うと21歳にもなって、それが分かってなく、すべて、自分の力で出来ると思っていた自分が恥ずかしいですが、、多分親元を離れ、母国からも離れて、自分の力でなんでも出来ると思っていても、出来ないとはっきりわかった時でないと「人に助けてもらいながら、、、」という意味を理解するのが難しいでしょう。親に助けてもらっていても、子供というのは親の助けを当たり前に思ってしまうから、親元を離れて初めて親に対して感謝することができるでしょう。やはり人生というのは、学校の勉強や親の教えも大切ですが、いろいろなものを実際に体験しながら学んで行くがもっと大切かも知れません。

出会いというものはとても大切なもので、自分の人生に大きな影響を与える出会いも多いです。しかし、出会いが偶然にあるわけではないと私は思っています。そこで自分の行動力が大切です。何も努力しないで、行動力のない人に良い出会いがないと私は思っています。そういう意味で「自分の力で!」という気持ちが大切、、まず自分で行動を起こして、自分の意思表示をしないと自分にふさわしい出会いが出てこないでしょう、、

私は何回もそういう経験をしています、仕事などが行き詰ったとき、ただ落ち込んでなにもしないとずっとそのままになってしまう、、でも、そういう時少しでも物事をプラスに考えて、行動を起こそうとすると自然と物事が動き始めます。多くの場合、第三者から見たら、偶然な出会いがあったから物事が動き始めたように見えるのですが、もちろん、その出会いは偶然ではなく、自分自信が生み出した出会いです。ですから、出会いを大切にすることがとても大切なことです、しかし、自分にとってプラスになる方と出会うためには自分がまず第一歩を踏み出さないと何も始まらないと思います。

2006年7月11日(水)
風邪から回復
久しぶりに風邪で寝込んでしまいました!、、
めったに風邪を引かない私が、この二日間39度以上の熱が出て、かなり辛かったです。
薬もなるべく飲みたくないと思っていますが、仕事も休めないから昨日病院へ行って薬をもらって来ました。

おかげさまで、今日は熱が下がっています!体には風邪が残っていますが、普通に動けます。二日間も家のこと何もしなかったので、かなりひどい状態になっています!!何とかしないとね、、、、

以前、ブログの記事に「日本人が医者に通いすぎ」について書いたことがありますが、確かにその通りだと思いますが、日本の医療の良いところは、近所に必ず医者のクリニックがあることです。ですから、通いすぎのが良くないかかも知れませんが必要な場合はすぐ見てもらえるという安心感はあります。スウェーデンでは個人でクリニックを開いている医者はありません(ほとんど)、すべてが国あるいは県レベルで運営されていますから、予約なしですぐ行ってすぐ帰って来るというのが難しいです。

日本の場合は、近所に医者がいるから、子供に何かがあったらすぐにでも行けます。また、予防接種なども前に日ぐらい電話すれば次の日受けられると非常に利用しやすいシステムになっています。スウェーデンでは何週間前に予約しないと予防接種は受けられません。

スウェーデン人は風邪を引いたら仕事を休んで薬なしで回復できますが、日本の場合は仕事を休めない人が多いので、そのため近くに医者があるというシステムがとてもいいです!

ということで元気になりましたので、ブログ更新も頑張ります!
2006年7月4日(火)
日本vsスウェーデン

日本に住んでいて、カルチャーショックというのものをほとんど感じたことがないのですが、時々理解できない習慣や行動などがあります。

スウェーデンだと夏になるとほとんどの人が日焼けをします。黒くなった体がとてもきれいだと皆が思っています。しかし日本の場合は昔から白い肌が美しいと思われています。私が日焼けをしたら、日本の友達に「あぁ、焼けちゃったね、、」と可愛そうに見られているようですが、日焼けをしていなくてスウェーデンに行くと「あぁ!白い!!日焼けサロン行った方がいいんじゃない?」と言われたことがあります。

仕事上でもいろいろと違う習慣が違います、、日本の場合は例えば会議室などに入る時、私は後ろ歩いて入る(それは女だからではなく、メンバーの構成、立場で自然とそうなるのですが、、)などをしていますが、スウェーデンに行った時も自然とそうしてしまうが、そういう時は男性に「どうぞ、どうぞ、先に入って」と言われます。一番困るのがスウェーデンの企業が来日する時、日本人の後ろでスウェーデン人の前、、とかなりめんどくさいです。スウェーデン人から見たら、この行動自体が「女性が男性より下、差別されている」と思われていますから、「よくこんな国に住めるね(差別されながら)」とスウェーデン人の男性に言われます。もちろんそういう時、日本の習慣や考えについて説明はしますが、なかなか理解してもらえません、、、

他にスウェーデン人から見たら理解しにくい日本人の習慣はいっぱいあります、麺類を食べる時の音(スウェーデンでは絶対だめ)、女性が笑う時、手で口を隠す(スウェーデン人から見たら、、どうして??)写真をとられるときは必ず指でピース(スウェーデン人から見たら、少し変)などなど、いっぱいあります。もちろん日本人から見たらスウェーデン人もいろいろと変な行動をとっているでしょうね

2006年7月3日(月)
仕事と家事の両立
スウェーデンのほとんどの夫婦は共働きです。二人とも働いているから、家事、子育てなども二人が平等にこなしている家庭が多いです。

私は子供の時、母と父が共働きでしたが、家事は母一人でこなしていました。当時、母の働きぶりが当たり前だと思っていましたが、今自分でも家庭を持って、仕事、家事、子供の学校のこと、保育園のことで毎日急がしくしていて、「計画的にやらないと、、、」と思いながらでも、毎日が行き当たりばったりという感じです。「母はすごい!!」と母を改めて尊敬します。

うちの場合は、子供の時から、掃除は金曜日、と決まっていました。普通の日はもちろん片付けなどをやっていましたが、金曜日は家の掃除すべてを行っていました。姉と私も小さい時から金曜日は遊べなくて、学校から帰って来たら掃除でが待っていました、、いやな時があっても、週末になると家がきれいというのもなかなかいいものでした!(私も金曜日掃除しておきたいですが、結局土曜日の午前中は「掃除!!」になってしまいます、、、

私も含めて、多くの共働き主婦が悩んでいるのが毎日の食事のことだと思います!母は一ヶ月分のメニューを決めて、基本的には一ヶ月に一度しか買い物しませんでした!!野菜、牛乳など、一ヶ月持たないものはもちろん途中で買いましたが、冷凍庫をフルに使っていました。とても合理的で経済的だと思います。

私が中学生になったら、母の仕事が変わりましたことによって(それまでは学校の先生でしたが、国会議員になりました)母は週末しか家に帰って来ませんでした。(月曜日の朝ストックホルムへ出発し、金曜日の夜帰って来ました)父は自分の仕事を普段通りにこなしていましたが、家のことはしませんでした(日曜日だけ時々とてもおいしい料理を作ってくれましたから、普段も作ればいいのに、、!!と思っていました)。その時私は中学1年で姉は中学3年生の時でした。

その時から、母は毎週日曜日一日台所にいました。そして、一週間の夕ご飯を作りました。和食では前もって作って冷凍するのが難しいかも知れませんが、洋風でしたら、ハンバーグ、スチュー、スープ(作って冷凍できますよ!)などを冷凍することができます。私と姉は父が帰ってくる前に冷凍庫から出来た物を出して、それを暖めて、ジャガイモをゆでで(スウェーデンの主食はジャガイモです)、サラダなどを作って、父が帰ってくる時間までご飯が出来ていました。後片付けなどは私と姉がやっていました。

母は一ヶ月の買い物をしていたわけですから、一ヶ月のメニューも決めていました、そのメニューはいつも台所に張ってありました。月曜日は魚の日、木曜日はスープの日(スウェーデンでは具がいっぱい入っているスープがメイン料理になることが多いです、そういう時は、スープ、パンケーキとパン、という感じのメニューです)など、曜日ごとで変わることが多かったです、、今でもしっかりと覚えています、、

私も一ヶ月ではなくてもなるべく一週間のメニューを決めて、買い物や夕ご飯のプラニングをしたいとは思っていますが、、、、なかなかうまく行かないですね、、、やはり母はすごい!!と思います。
共働きの皆さんはどうしていますか??
7月記事

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