世界一番臭い食べ物と言えば
格好いい女
ほっとしました!
のプール
お父さんの仕事は何?
夏のプールその2
当たり前、だけど出来ない人
平等社会の落とし穴
夏休みが終わり
奥様は
男女の選択肢
規則正しいのが必ず一番いいのかなぁ?
行動を起こす事
政権交代
新しい政府、女性が半分?
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日記はなるべく毎日更新し行きたいと思っていますので是非読んでください!尚、文法的な間違いや漢字
の間違いなどいろいろあるかと思いますが、許してくださいね!私にとって、日本語の勉強は永遠のテーマです。
この日記はYahooのブログにも載せています:http://blogs.yahoo.co.jp/ulrikayui
2006年9月21日(木)
スウェーデンの新しい政府、女性が半分?

政権交代でスウェーデンのニュースが盛り上がっています。その中で、新しい政府、各大臣のポストはどうなるのかが一番注目されています。

最近のスウェーデンでは、大臣の人数の半分が女性になっています、今回ももちろん半分が女性になると期待している方が多いですが、、私はそれがおかしいと思っています。

平等だから同じとか平等だから半分ずつなどという考え方が間違っていると思います。各大臣のポストに一番適している人がそのポストにつくのが一番大事なことだと思います。そしてやっと政権交代ができたわけですから、4年後の選挙も勝てるようにしなければならないです。ですから、男性・女性というより、適材適所が一番大事なことではないでしょうか。いい仕事ができる大臣が欲しいですね。

男女平等がとても大事なものですが、たとえば他に適している男性がいるのに、もう男性の枠が埋まっているから女性をそのポジションを置くのが間違っていると思います。それは平等とは関係ないと思っています。幸い、ラインフェルト新首相も、必ず半分にするとは言っていません、やはりそれぞれのポストにあった人がつくべきだと言っています、そして、それが女性と男性半分ずつになっていればとてもいいことですが、無理にそうする必要はありません。

男女平等に関しては日本はまだまだこのレベルに達してないから、日本は「半分」を目指すのがいいかも知れませんが、、、

2006年9月19日(火)
スウェーデン、やっと政権交代!

9月17日、スウェーデンで総選挙がありました!
12年ぶりの政権交代になりました!やっと!!私ももちろん日本から郵送で投票をしましした。

新しい首相は41歳のFredrik Reinfeltという若い方です。

スウェーデンの新聞を見たら、「これからのスウェーデンでは手当てが減らされ、国民がもっと働かないと」という風に書いてありましたが、当たり前です!前にも書きましたが、とにかく、うつ病、燃えつき症候群などの病名で”働けない”人が多く、そういう人はもちろん働いている人達の税金で生活をしているわけです。また、税金が余りにも高いから、残りの給料で生活できない人が多く、そのため、さまざまな生活手当てをもらっています、、おかしいですよね?

新しい政府に期待したいです!

日本の政治にも若い人にどんどん活躍して欲しいですね。ある人が、「日本だったらあんな若い人には無理だろう、任せられない」と言われたのですが、、、やはりスウェーデン人の方が若い時から自立しているのでしょうか?政治への感心はもちろん子供のころから、小学校、中学校、高校ではしっかり政治の話をしていますし、各政党には「ユース会」もあります。また、18歳から成人になって、親から独立し、仕送りなしで、一人暮らしを始める人が多いです。そういう違いもあって、日本に若い政治家がなかなか出ないのでしょうか

2006年9月15日(金)
行動を起こす事とものを手放す事の大切さ

人生って面白いですね!

前にも書いたと思いますが、自分から行動を起こさないと何も始まらない、しかし自分から少しずつ行動を起こすといろいろなものが自分の方によって来る、例えば、マイホームが欲しいけど給料が安くて、頭金を貯めるのも無理だとしても、あきらめてはいけないと思います。そこで自分の夢に対する思いの強さが試されていると思います。まず、自分が欲しい家を想像してみたり、家の展示場まで足を運んだり、どんなインテリアーがいいなどを考えて見たりすると、、、もちろんお金は自然と入って来ないが、思ってもいなかった形で自分の夢を実現できる可能性が増えるわけです、例えば、素敵な中古の家を見つけるとか、最初住みたかった場所より少し離れたところで自分の経済力で買えそうな家と出会うとか、、マイホームを手に入れるという夢を追いかける途中で、さまざまな新しい出会いもあるでしょうから、そこで賃貸として家を貸す人と出あったりなど、、とにかく、この先に何かがあるか分からないわけですから、行動を起こす前に物事をあきらめるのが本当にもったいないです。自分の夢に対する思いが本当に強いのであれば、形が最初思ったことと少し違っていても必ず実現できると私が思っています!

行動起こすのも大事ですが、ものを手放すのも大事です!例えば、今の仕事がいやだけど、新しい仕事を見つけるまではやめられないから、今の仕事を続けながら新しい仕事を探すとなかなか本当にやりたい仕事が見つからないです。結局守りに入っているから、新しいものも寄って来ないです。しかし、そこできっぱりとそのいやな仕事をやめれば、きっと新しい仕事のチャンスが寄って来ると思います。皆さんはそういう経験がありませんか?勇気を出して、きっぱりとやめる、何かを手放すなどという大胆な決断をした時、その先にチャンスが見えてきます。私はそういう経験がいっぱいあります、得に仕事関係です。

昔、とても給料の良い仕事をやっていました、しかし、ある日「もうこの仕事をやる意味がなくなった」と突然に思いました。面白い仕事でしたし、いろいろな勉強にもなりましたが、私にとってそれが最終的なゴールではなかったのが最初からわかっていました。その時、仕事をやめる前に、ある日突然、全く知らない方から電話があって、スウェーデン関連の会社がスウェーデン語と日本語ができる人を探しているという話を頂いて、すぐ仕事をやめてその会社に入りました。前の仕事と比べて給料が半分以下になっていたから、周りの友達に「やめるのがもったいない!」と言われましたが、次のステップに進むためには、お金よりその仕事の内容の方が重要だと考えていました。あの時、お金の方を取ったら、今の自分の仕事がなかったでしょう。

ですから、自分はどこへ向かっているのか、最終目標は何なのかを自分でしっかりと考えて、それを分かった上で前に進んだ方が遠回りしなくても済むと思います。目の前のことだけでなく、もっと遠く見た方がいいと思います。もちろん、私が今だに、自分のゴールにはまだ向かっている途中ですし、ゴールや最終目標は何かが具体的にもまだわかっていませんが、自分が今やっている仕事、生活は自分にとって正しい道なのか、そうでないのかを感じることが大事だと思います。つまり、自分の直感を信じることが大事だと思います。

結局、「こんなはずじゃなかった」という状況になった時のほとんどの場合は、自分の直感を無視し、自分の欲(だいたいお金)を優先したから選択を間違ったわけです。

自分の人生を変えたいなら、まず守り体制から脱出すること、そして強く思うこと、行動を起こすこと、そして、何かを手放すのを恐がらないことだと思います!

2006年9月10日(日)
規則正しいのが必ず一番いいのかなぁ?

先日、2学期が始めて、初めての保護者会がありました。最初はお母さん達(保護者会が昼間にあるため、残念ながら、日本の保護者会にはお母さん達しか出席しないようですね、、)が一人ずつ子供の夏休みの過ごし方についてお話しました。

多くの方が、子供が規則正しく夏休みを過ごしたと話をしました。規則正しくというのが早起き早寝、午前中は学校から出た宿題以外のドリルなどをやって、家の手伝い、プールやサマー教室への参加ということのようです。それはそれでいいと思いますが、うちの場合は全く違います。

私自身は子供の頃の夏休みの一番強い思い出は「自由になる!!!」ということです。普段は学校、習い事などで、忙しくしていますが、夏休みになると毎日自由に過ごせるという開放感がとても良かったと思います。そして、一日の流れが決まってないから、自分で何をするのか決められる、友達と毎日楽しく遊べる、夜は遅くまで起きていられる、朝は起こされないで遅くまで寝られる、、、と〜ても楽しかったです。そういう夏休みを過ごした後はまた学校も楽しくいけるし、勉強にも力が入ると思います。

今年はスウェーデンに帰らなかったので、日本で夏休みを過ごしましたが、娘が学校から出た宿題を休みに入ってすぐやりましたので、その後はずっと自由でした。朝起きるのも夜寝るのも、、、友達と遊びたい時は遊べましたし、何もしたくない時は家でゆっくり過ごしましたし、普段やっている家の手伝いや空手の練習はそのままでしたが、それ以外は自由でした。

規則正しく、まじめに生きて行くのもいいですが、時々、規則やルールがなく、すべてが自由になるのも必要ではないでしょうか?

2006年9月9日(土)
男女の選択肢

昨日、仕事関係である女性と日本とスウェーデンの男女平等の違いなどについてお話する機会がありました。私が、日本はまだまだ「男は仕事」「女は家庭」の考えが残っていて、女性が仕事と家庭を両立したくてもなかなか大変ですし、社会制度もまだまだです、などの話をしました。また、日本の男性がある意味でかわいそう、という話もしました。日本の男性が例え好きでない仕事でも、「家族を養わないといけない」というプレシャーがあって、ずっと働き続かなければならないという現実があるわけです。

しかし、彼女が、日本の男性がかわいそうというより、選択肢がないから楽で、ある意味でうらやましいと言いました。結局、日本では家庭と仕事を両立できるようなシステムがまだ出来上がっていないが、今の日本では女性に選択肢がいっぱいあって、逆にそれが大きいな悩みになります。男性は大学、仕事、結婚という決まった道がありますが、女性は「結婚をして、専業主婦になる」「結婚をして、仕事を続ける」「結婚をしないでキャリアウーマンになる」などなどの選択肢があって、大変だと言っていました。私にとって始めて聞いた考えなので、なるほど!そいう考えもあるんだぁ!と思いした。贅沢な悩みに聞こえるかも知れませんが彼女が仕事ができる女性だけであって、なんとなく分かります。

しかし、人生は人に決めてもらうのが楽かも知れませんが、私が「選択の自由」が人間にとって、根本的で絶対的な権利だと思っていますので、悩みが増えても自分の道は自分で決めるべきだと思います。また、いっぱい悩むことによって、自分のことを知ることになります。自分の人生が他人に決められたら、うまく行かなくなった時は人のせいにしやすいが、自分で悩みぬいて、決めたなら結果も自分でちゃんと責任が取れると思います。多くの人は「親のせいで自分の人生がこうなちゃった」とか「結婚相手のせいで」「家が貧乏だったから、、」などなど、自分の人生が思い通りに行かなかった時、回りの人や環境のせいにしがちですが、それは間違っていると思います。

昔は日本だけではなく他の国でも、人の人生が最初から決まっていたが(お金持ちはそのまま、貧乏はそのまま、男は仕事、女は家庭など)しかし、せっかく今の時代に生まれて来ているわけですから、選択肢がいっぱいあって、とてもいいことだと思います!いろいろと選ぶのが大変でも、それを楽しんで男女関係なく、自分の人生を決めていけば、人間としても成長し、いい人生を送れると思います!

2006年9月4日(月)
奥様は外国人、10月24日(火)放送決定

先日「奥様は外国人」のスタジオ収録へ行って来ました!
朝早く出て、夕方までかかって、とても疲れたが、楽しかったです、、

放送日は10月24日(火)になりましたので、良かったら見てください!(以前9月12日予定と書きましたが変更になりました)

娘2人もスタジオに行きました。いつも威張っている次女がと〜ても緊張し、「心臓がものすご〜く大きくなった!」、、、と泣きそうな顔で登場しました。長女も多分緊張したと思いますが、質問された時はしっかりと返事ができました。

家族全員にとっていい経験になったと思います!

http://www.tv-tokyo.co.jp/okusama/


娘達も髪の毛や”メーク”をしてもらって!とても喜んでいました!

2006年8月31日(木)
夏休みが終わり、、自由研究
長女の2回目の夏休みが今日で終わりです!

日本では最近が学力低下などが議論されていますが、夏休み中に宿題があること自体がスウェーデンで考えられません!スウェーデンでは普段でさえ、小学校で宿題が出ないので、夏休み中宿題なんて考えられません。スウェーデンの子供達が夏休みの間、とにかく学校を忘れて楽しく遊ぶ!というのが一般的な考え方です。スウェーデンの友達に日本の学校の話をすると皆がとても驚きますし、「かわいそう!」と思ったりするみたいですが、娘を見るとかわいそうとは思えません。逆に小学校のときはまだ勉強が楽しいと思っている部分がありますから、自分から進んで宿題をやりました。

うちの場合は次女が保育園に行っていますので夏休みがありません。仕事を休める時はプールに2人を連れて行ったりしましたが、それ以外はずっと保育園でした。お姉ちゃんが夏休みだと聞いたら、本人もきっと保育園へ行きたくなくなってしまうから、「お姉ちゃんは夏の間だけ朝、学校に行くのが遅い」と小さなうそを言ってあるので、本人もすぐ納得して、自分が保育園に行っている間、お姉ちゃんはちゃんと学校に行っているとずっと思っていました!(笑)


自由研究・工作もありましたから、手作り粘土にしました!私が良く子供の時作りましたから、楽しいと思っています。買った方が楽かも知れませんが、子供達がとても楽しいに、おままごとみたいに粘土を作りました。私の粘土レシピ:

小麦粉 400cc
水   200cc
塩   200cc
油   大さじ 2
食色、カカオなどで色をつける

作品が出来上がったら、オーブンで1時間、100度、で焼くだけ、、出来上がり!!

5歳の次女も一緒に作りましたので作っている途中、「食べられる!」と聞いたら、しょっぱいと思うけど食べられるよ!と言ったら、もちろん彼女の性格ですからすぐ食べてみました!!!と〜てもしょっぱかった!(笑)。

2人がとても可愛い作品を作りました、長女が星を作って、きれいにデコレートをしました。次女が自慢のウサギ(??)を作ってといました。



長女の作品          次女のウサギ
2006年8月30日(水)
平等社会の落とし穴、

先日道場生の家族が突然の転勤でやめてしまいました。その家族が子供二人とお父さんが空手をやっていて、お母さんがエクサザイスを頑張っていましたので、本当に残念で、悔しいです。

私が日本の転勤制度に前から疑問を持っていました。スウェーデンにはこのような制度はありませし、、日本の場合でも、本当は必要ないのに、昔からの習慣だけで転勤制度を続けているような気がします。この転勤制度が今の社会の方向性と正反対ですということが企業側が分かっているのでしょうか?。

結局働くのが男性という前提で日本の企業が考えていますから、男性の転勤があるわけです。そのせいで女性が働きたくても働けないわけです。だって、いつ転勤になるか分からないから、ちゃんと仕事をするのが不可能です。仕事をしたとしてもパートぐらいでしょう。男女平等社会を作ろうという話はありますが、企業側にはその気がないようです。先日の記事に「男女平等社会の落とし穴」について書きましたが、転勤制度もその落とし穴の一つです。今の日本の政治家がよく「地域社会」を口にするのですが、転勤族にとってはやっと地域になじめたかと思ったら、また転勤、、、そういう家族には落ちつく場所がないです。

一つのポジションに長くいるのがよくないから転勤があるという話を聞いたことがありますが、、その意味が良く理解できません。スウェーデンには転勤がないのに、社会がちゃんと回っています。学校の先生が同じ学校に何十年働いても全く問題はありません、、、

特に最近いろいろな事件が起こったりしている中で、地域社会の重要性、他人とのかかわりやつながりの大切さなどいろいろ議論されていますが、人と人つながりをさらに薄くしているこの転勤制度を企業に何とか考えて欲しいです。せっかく住み慣れたところから離れて、子供が新しい学校、お父さんが新しい職場、そして、お母さんが知り合いもいなくて、仕事も出来なくて新しい地域で暮らさなければならないです。結局女性が一番大変だと思います。前向きで積極的な方ならすぐ友達が作れるでしょうが、そうでない女性は本当に辛くてノイローゼになってしまうぐらいだと思います。

いろいろな問題が起きたとき、テレビ、政治家が皆「大変だ大変だ」と言っているばかりですが、根本的なところが本当に見えているのでしょうか?男女共生参画大臣までが日本に存在しているのに、女性が働きやすい社会を作ろうと語っているのに、多くの企業がこれと全く反対方向の動きをしていて、いまだにこの転勤制度を残しています、、、、

企業も政治家も社会全体を見て欲しいですね。

2006年8月23日(水)
当たり前、だけど出来ない人

先日プール行って来た時(すみません、またまたプールの話)、うちの少年部の道場生4人と偶然に会いました。4人は私達を見つけた時、きちんと挨拶に来ました。これは当たり前なことだと思います。その後、4人はプールで娘達と遊びました。4人が帰る支度をすると言って、娘達と別れて、娘が私のところにもどってきました。
しばらくすると、突然その4人の道場生(全員小学生)がわざわざ私がいるところまで来て「これから帰ります」と挨拶して帰りました。「当たり前」と皆さんが思われるかも知れませんが、私がすでに帰ったと思っていたし、普通の子でしたらすれ違ったなら挨拶はするでしょうが、わざわざ私のところに来て挨拶しないと思います。とても嬉しかった!道場ではいつも厳しく挨拶のことを教えていますので、道場では皆がもちろんちゃんとできていますが、外でも自分からちゃんと人に挨拶できるようになっているのを見ると嬉しいです。

もちろん、挨拶が出来て当たり前ですので、彼らの行動も褒められるほどのものではないかも知れませんが、今の社会でちゃんと挨拶できる大人でさえ少ないです。前にも書いたが、保育園で他の父兄とあった時、声を出さないでただ頭だけで挨拶する人が増えています。同じマンションの人でも挨拶しない人がいたりしますし、挨拶できない大人が増えています。

挨拶できて当たり前ということがだんだん当たり前でなくなってしまいました。

その中、今朝の情報番組で甲子園の優勝チームのエース(お名前が忘れてすみません、、)がとても礼儀正しいと褒められました、そして同時にボクシングの亀田選手と比較されました、、、私が野球に興味がないから甲子園の試合も全く見てないから分かりませんが、おそらくその青年は特別礼儀正しいというより、当たり前なことだけをやっていると思いますが、今はその当たり前のことでさえできない人が多いし、パフォーマンスに走っているボクシング界の選手がアイドル扱いされている時代ですから、大人たちがもう一度礼儀や挨拶について考えた方がいいのではないでしょうか?

2006年8月22日(火)
夏のプール、日本人のマナーにがっかり!
先日、日本人のすばらしいマナーについて書きました。昨日またプールへ行って来ました、、、今回はがっかり、、、、
確かに、日本人は列に並ぶこと、言われたことをきちんと守るなど、人が見ている時のマナーがちゃんとできているが、見られてない時はどうでもいいのかな??と思ってしまいます。昨日のプール、私達が最後までいました。帰る時、自分の荷物をまとめ、忘れ物をチェックし、ゴミなどを集めて捨ててから帰るのが当たり前なことですおね?、、、とせめて私が思っていますが、日本人はそうではないみたいです。私達の周りの人が帰ったあとは、、周りがゴミだらけになっていました!!!自分のものだけを持ち帰ってゴミは平気でそのままにして置く、という神経が本当に理解できません。

この問題はプールだけではなく、日本人って自然を大切にしないだなぁ、、、と考えさせられたことが何度もありました。先週は友達のうちに遊びに行きました。海のそばですから、子供達を連れて遊びましたが、浜がゴミだらけでした、、、、

日本のあらゆるところにゴミが捨てられています、うちの近くの多摩川もそうですし、高速道路を走っていても、ゴミがあっちこっち捨てられています。

日本にはとてもきれいな自然があって、何故その自然を大切にしないのでしょうか?

ゴミを捨てる人は若者だけなど限られたグループだけではなく、すべての年代の人が平気で自然を汚しています。本当にがっかりです。

日本人がよく使っている表現があります「人に迷惑さえかけなければ」、、、と、とにかく他人に対して迷惑をかけてはいけないということが日本の家庭の中常に教えられています。それはもちろんいいことですが、、、、その言葉の意味は??プールでゴミを残せば、そのプールのスタッフが片付けなければならないです、、、迷惑です!海で子供達を遊ばせたいと思ったら、浜がゴミだらけ、、、迷惑です!、、多摩川を散歩して、きれいな自然を楽しみたいと思ったら、、ゴミだらけ、、、迷惑です!


自然をもっと大切にしましょう!
2006年8月18日(金)
「お父さんの仕事は何?」

「お父さんの仕事は何?」と聞かれた人がいっぱいいるでしょうが、「お母さんの仕事は何?」と聞かれた人が少ないでしょう、、

私が日本に来たばかりの時、いろいろな方に「お父さんはどういう仕事をしているの?」と聞かれたことがあります。その質問が私にとって、とても不思議でした。20歳過ぎた私ですから、何で親の仕事を聞かれなければならないの?という疑問が最初にありました。親は親で私は私、、親の仕事が大人の私と関係ない、、、という疑問がありました。しかしそれより不思議だったなのが「お父さんの仕事は?」という質問のあと、「お母さんの仕事は?」という質問も来るでしょうと思っていたら、それを聞かれたことはありません、、、親の仕事を聞くなら、何故お父さんの仕事だけで、お母さんの仕事を聞かないでしょう?と思っていました。

これが日本の現状です。多分日本人がこの文書を読んでも理解できないのかかも知れません、「何でお母さんの仕事も聞かなければならないの?」と逆に疑問に思うかも知れません。日本にはいまだにこのような考えがあるから男女平等が進まないわけです。

日本人は一家を養っているのが男だと思い込んでいる。男は仕事、女は家という根本的な考えがあります。スウェーデンにはそのような考えがないから食い違って来るのです。日本の場合、たとえば、お母さんが仕事をやっているとしても、ちっとしたパートの仕事しかやってないから、世間から見たら意味のない仕事です。大黒柱であるお父さんの仕事を聞くのが日本人から見たら当たり前でしょうが、私から見たらおかしいです。
女性のパート仕事を無視するのも本当に失礼な話です、、日本の家庭の多くは女性が家事、子育て、そしてパートを頑張っているから成り立っているわけです。社会から評価を受けているのも、遅くまで仕事を頑張っている旦那、そして気が向いた時に家庭サービスをする旦那、奥さんがやっていること(家事、子育て、パート)が当たり前なことだけだと思われている。

このような質問は男性ばかりではなく、もちろん女性から受けています。

日本の社会にこのような「男女平等社会の落とし穴」がいっぱい隠れています。表面的には政治家も「男性の育児休暇」「働く女性のために政策」などの話をしていますが、これはあくまでも表面的なことだけです。結局根本的な考えが変わらない限り何も変わらないです。

パート仕事も「落とし穴」の一つです。パートとして働いた方が気が楽、自分のペースで仕事ができる、と思っている女性が多いですが、会社側から見たらとても便利で安い労働力です。スウェーデンの場合は、女性ももちろん正社員です、しかし、子供が小さい時、時間を50%などに減らしたりなどいろいろな工夫をしている人が多いです。それは社会制度として確立されています。日本の場合、会社にとっては、正社員を置くのが高いから、安い女性パート社員を置いた方がいいわけです。結局、日本の場合は女性の多くがパートの仕事しかできません(正社員として時間を減らすことが出来ない企業がほとんどですから)

私が何人もの日本の男性に「奥さまもお仕事をしていますか?」と聞いたことがありますが、ほとんどの場合の答えは「少しパートに出ているから大した仕事ではないよ」ということですよ!!女性の皆さん、これでいいでしょうか??私がそれを言われた日に、終わりだね、、
パートは楽かも知れませんが、女性が声を上げて、女性が子育てをしながら正社員として働き続けるような制度を国から求めて欲しいなぁ、、といつも思っています。

私の子供もおそらく、私がいないところで、「お父さんはどういう仕事をしているの?」と聞かれているでしょう。「お母さんは?」と聞かれないでしょうね、、
スウェーデンでは、家庭の生活がお父さんとお母さんの仕事で成り立っているわけですから、聞くなら「お父さんとお母さんの仕事は?」という話になります。

日本女性の皆さん、今の日本社会に不満があるなら、まず自ら社会に隠れている「落とし穴」を見つけてください、、女性が積極的に社会を変えようと思わない限り、永遠と変わらないでしょう。

2006年8月14日(月)
夏のプール、日本人のマナーに感心!
週末は土曜日も日曜日も、立川の昭和記念公園にあるレインボープールに行って来ました!土曜日の天気がよくなかったが、どんな天気でも行く!と子供達と約束しましたから、約束を守らないとね、、、、
おかげさま、人が少なくプールを楽しむことが出来ました。
途中、雷がなりました。改めて「日本の安全管理はすごい!」と思いました。レインボープールの場合、必ず1時間(ぐらいかなぁ?)に一回、10分間の休憩があります。休憩に入ると皆がプールから上がって、スタッフがプールの点検を行うそうですが、初めてそれを経験した時、驚きました。ここまで安全管理を徹底しているのが日本だけでしょう!

それでも、夏になると悲しいプール事故が起きてしまうのが本当に悲しいです。

土曜日、雷がなったとき、すぐプールのスライダーが中止となって、そして、一時的皆が室内に非難することにもなりました。それに対して、文句を言う人が一人もいなくて、皆がスムーズに非難しおとなしく待っていました。この風景も日本だけでしょう!素直に支持に従って、行動をとるのが当たり前かも知れませんが、日本以外の国ではなかなかそうは行かないです。

プールに入る時のルールもそうですが、飛び込みはいけないなど日本人は本当に素直にルールを守っています、と17年も日本にいるのに、いまだに驚いたり、感心することが多いです。

日本は人口の多い国ですから、このようにルールを守ってくれなかったら収拾が付かないでしょう。また、日本人のマナーがいいから、あれだけ人が多いプールでも皆が楽しく遊べるでしょう。

プールだけではなくて、地下鉄、電車、遊園地など日本人のマナーにいつも感心しています!

2006年8月4日(金)
ほっとしました!

幼稚園、小学生の女の子のお母さん達が知っていると思いますが、最近、ラブ&ベリーというカードゲームが女の子の間で流行っています。私が最初からそのカードゲームを余り好きではなかったのですが、娘二人が大好きなので、「させない」と言う必要もないと思ってきました。
ラブ&ベリーの場合はデパートなどにゲーム機械が設置してあって、そこでカードを使ってお洋服の組み合わせをする。組み合わせによってポイントが高かったり、低かったりします。洋服の組み合わせにポイントをつける??と私が疑問をを感じました、、洋服はその人の個性を表すものなので、担任が「これが合う」「これが合わない」と言えるものではないと私が思っています。ただし、子供達にそんな話をしても、せっかく楽しんでいるゲームを壊すことになってしまうので、その話をしませんでした。

でも、昨日、長女(8歳)が私に話しかけました「ラブ&ベリーって変だよね」「何で機会が洋服の組み合わせに点数をつけるの?だって、私がいいと思ったものでいいんじゃない??」とやっぱり疑問を感じました。さらに、「友達が自分が好きな組み合わせをしなくなった、ラブ&ベリーのファッション集に載っている組み合わせを覚えて、そして高いポイントをもらうため、その組み合わせにする、、それって変じゃない?」と私に聞いてきました。私もそれが変だと思うよ、と話をしました。それから「今度は違うゲームをしよう、男の子のゲームはもっと面白い、勝負をするから、、」とも話をしました。

この話は次女も聞いていて、3人がファッションについていろいろな話をしました、3人が出した結論は皆それぞれ好きなお洋服を着ればいい、自分がいいと思えばそれでいい、周りは関係ない!ということです。

このラブ&ベリーは本当にすごい、、いろいろなグッズが出ていますし、女の子達が皆ハマッテいます。しかし、このようなゲームは子供達の個性をどんどんなくして行くような気がします。本当に怖いです。
個性を豊かにさせるゲームを作れないのでしょうか??親としてはゲームこのように流行る遊びを全てやめさせるわけにも行かないし、やっぱり子供達がやりたいという気持ちも分かりますし、友達とカード交換したりするのもとても楽しいです、、、でも長女が自分から疑問を感じたと聞いてほっとしました!

2006年8月3日(木)
格好いい女性
私は日本に来て、とてもほっとしたしました、、それは「日本では女性らしくしてもいいんだ!」と思ったからです。スウェーデンにいる時、無意識ではあっても、常に男と競争をしていたのが、日本に来て初めて気が付きました。スウェーデンという国には男女平等がとても進んでいて、私もそれがとても大事で、私にとっても重要なことですが、何かずれている部分があるような気がします。

以前にも書いたことがありますが、平等というのは男女が同じことを同じように同じ量をこなすということではなく、男女関係なく、皆がそれぞれ自分らしくいられる環境であれば、私から見たらそれが平等だと思っています。
残念ながら、スウェーデンの場合、その男女平等が進んではいますが、途中でどこか曲がった方向に行っているような気がします。スウェーデンではとにかく男女がすべて半々をこなす、専業主婦がいないという「すごい!」と周りから思われるのですが、専業主婦をしてくても経済的には一人の収入でやっていけないという現実と専業主婦が回りから見下されていることもあるという現実もあります。

スウェーデンにいる時、そんなことを考えたこともなかったのですが、日本に来たら、すべてが楽になりました、、初めて自分らしくいられて、女性らしくしていても、自分を男性より下に置くということではないということが始めて分かりました。

日本に来てから、私が本当に気楽に自分らしくでいられます。やはり、女性として頑張って行きたいし、女性として強くなりたいです。私は女性であることに誇りに思っていますし、男性、女性関係なく、人間が本当に望んでいるのであれば、やりたいことは必ずできると思っています。人というのが、自分がやりたいことをやっている時がとても輝いて見えます。

昨日も書きましたが、うちは今度テレビ東京(12チャネル)の「奥様は外国人」という番組に出ることになりました。その撮影のため、ここ1ヶ月、ディレクターがカメラを持って、家の取材を続けています。ディレクターは女性です。いつも一人ですので、「とても良い人だなぁ、、」「大変な仕事をしているんだなぁ、、」とは思っていましたが、それ以上にそんなに深く考えていませんでした。でも、この間の日曜日、うちで宴会をやった時(昨日の記事)他の撮影スタッフも一緒に来ましたし、ディレクターの女性がすべてを仕切っていました。とても格好良かったです!!周りのスタッフが男性でも、すべてをうまくリードをし、仕切っていました。その仕切り方は女性だからできるという感じでしたので、いいなぁ、と思いました。男性でしたら、違うやり方でやっていたのでしょうね。やはり、女性がチーフという立場になった時、男性みたいになるのではなく(それでしたら、ぜったいうまく行かないでしょう)、女性としてしっかりやれば、男性も自然と付いて来るんだなぁ、、と感心しました!

女性らしく、男性らしくというより、それぞれが自分らしくでいる時は一番格好いいですね、、
2006年8月1日(月)
世界一番臭い食べ物と言えば、、、、
世界一番臭いと言われている食べ物は、スウェーデンの「シュールソトロミング」(Surstromming)です。シュールソトロミングは発酵されたニシンで、缶詰めに入っています。シュールストロミングは確かに臭いですが、と〜てもおいしいです!!とても臭いけれども、とてもおいしいです。

最近ではよくテレビでも紹介されていますが、残念ながら食べ方を紹介する番組を今まで見たことはありません。缶詰めを開けて、臭いを計ったり、そのまま食べてみたりなどのようなやり方が多いですが、ジャガイモ、たまねぎなどと一緒に食べなければなりませんので、そうするとなかなかおいしいです。
私が毎年夏休みを利用して、スウェーデンに行きますが、今年は行けないから、シュールソトロミングが食べられなくて、少し落ち込んでいましたが、今回はテレビ撮影のおかげで食べることができました!

実は今度,テレビ東京で放送している「奥様は外国人」にうちが出ることになりました。その番組で友達を呼んで宴会をするコーナーがあります。この間の日曜日、その宴会をやりました!そしてその時、皆さんにシュールストロミングを食べてもらいました!皆さんの感想は??それは番組を見てのお楽しみです!(放送日9月12日予定)でも、なぜか、おいしそうに食べたのが私だけのような気がします、、、もちろんシュールストロミング以外にもいろいろなスウェーデン料理を作って、皆さんに出しました。幸い、シュールストロミング以外の料理は皆さんおいしそうに食べてくれました。、その中にザリガニが以外とヒットしました!

スウェーデン料理はビールとシュナップス(40度のスパイスいりヴォッカです、)をいっぱい飲みながら食べますので、宴会もかなり盛り上がりました、、参加してくれた皆さん本当にお疲れ様でした!月曜日、仕事行くのが辛かったと思いますが、、、